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レッドブルエナジードリンク スプリングエディション」
レッドブルジャパン
3月19日発売
198円(税抜)
https://www.redbull.com/jp-ja/energydrink/red-bull-spring-edition

レッドブルから春の新作が登場

 さわやかな飲み心地、それでいて酸味のきいた味。そこに文句はないのですが……。

 2024年。「エナジードリンク」といえば、レッドブルかモンスターという時代になりました。もちろん「ZONe」(サントリーフーズ)などもありますが、国産のエナドリの存在感はかなり薄いところ。ちょっとさびしい。

 そんなレッドブルも、2005年に日本に上陸して、もう20年近い歴史があります。さまざまなフレーバーが国内で展開されているのですが、基本的には缶のデザインが同じで色違い……といったところ。

 レッドブルジャパンは、レッドブルエナジードリンクの新フレーバー「レッドブルエナジードリンク スプリングエディション」を3月19日から数量限定で発売しています。250mlで価格は198円(税別)。

 さわやかな香りと甘さが特徴のトロピカルピンクグレープフルーツフレーバーとうたいます。

 100mlあたり、アルギニン120mg、カフェイン32mgなど、メインとなる成分の量は通常のレッドブルと同じとなっています。

さわやかな飲み心地、それでいて酸味のきいた味

 味としては、グレープフルーツ味です。エナドリ特有のクセを抑えて、果実のフレーバーが感じられる仕上がりにはなっています。

 後味にちょっとエナドリの雰囲気がないではありませんが、かなり飲みやすい部類ではないでしょうか。といっても無果汁なので、「グレープフルーツジュース」というよりは「海外のドリンク」という印象。

 アスキー編集部きってのエナジードリンク大好き人間、エナドリ番長・スピーディー末岡さんにも感想を聞いてきました。

「歴代フレーバーの中でもかなりすっぱい部類に入る。ピンクグレープフルーツの酸味があるけど、トロピカルと付くだけあって、普通のピンクグレープフルーツとはちょっと違うテイストレッドブル特有の飲んだあとのねばっこい後味は、トロピカルさわやかさのおかげかあまりないので、飲みやすい」

 「Spring Editionというだけあって、春を思わせるピンクのデザインと、さわやかな飲み心地、それでいて酸味のきいた味は今までにないフレーバーかも。つまり、けっこう気に入ったということ。ただ、限定フレーバーなので、飲むならお早めに!」

 まとまりのよい味わいではありますが、一方で「もっと突き抜けてほしかった」という印象もあります。冒頭でも書きましたが、レッドブルエナドリのデファクトスタンダード。突き抜けたフレーバーも出てほしいところ。

 ちょっとぜいたくな話かもしれませんが、とはいえ、「エナドリといえばレッドブル」というイメージが強い日本。ピンクグレープフルーツのフレーバーを完成度高く作れるのもわかりました。ここらで一発、「え! エナドリがこんなに!?」みたいな挑戦が見たいところです。いかがでしょうか。

「レッドブル・スプリングエディション」にはもっと突き抜けてほしかった