【写真・画像】「実力はまじで本物」「あれだけ攻められて…」山川穂高がエグすぎるホームランを叩き込む瞬間 里崎氏もホームラン王に太鼓判「ライバルいないんじゃないのかな」 1枚目

3月29日京セラドーム大阪で行われたオリックス・バファローズ福岡ソフトバンクの開幕戦で、埼玉西武ライオンズからFA加入したソフトバンク山川穂高が4番・一塁で先発出場。7回に移籍後初となる今季第1号を、オリックスの左のエース・宮城大弥から放ち、野球ファンの間で話題となっている。

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1-1の同点で迎えたこの試合の7回表・ソフトバンクの攻撃、無死走者なしの場面で打席に立った山川は、カウント1-1からの3球目、外寄りのストレートを見逃さず、逆らわずに振り抜くと、打球は右中間方向へと一直線に伸びていく特大の飛球に。そのまま右中間スタンドの一番深い場所へと突き刺さり、チームに貴重な勝ち越し点をもたらすこととなった。

ブランクがありながらも、それを感じさせない打撃をオープン戦から披露し、首脳陣に上々の仕上がりであることをアピールしていた山川だったが、その流れのままに公式戦の開幕を迎え、豪打を炸裂。かねてより野球ファンの間では、昨季のブランクによる影響を指摘する声も少なかったが、そうした雑音を、自らのバットで吹き飛ばした形となった。これにネット上の野球ファンからは「実力はまじで本物だな」「なんで宮城から打てるんだ...えぐい」「西武が山賊と言われた頃に4番張ってただけあってやっぱりすげぇや」「あれだけインコース攻められて逆方向はえぐい」といった様々な反響が寄せられた。

そんな山川について、野球解説者里崎智也氏は、この日の試合前に収録された『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)に出演した際に、「山川は、ブランクあるって言っても、怪我してリハビリしてたわけじゃないんで。元気に練習してたんでね。1年間ぐらい試合出場がない選手っていうのは、ザラにいますから」と、昨季の大半、1軍公式戦での出場がなかったこともさしたる問題ではないとした上で、「試合勘どうかな?とは思いましたけど、1年間ぐらい大したことなかったですね。だからね、まあ、ホームラン王、堅いんじゃないですか。対抗がいないでしょ。PayPayドームもテラス席できて、若干狭いですし。まあ、30発は100パー。40発以上、どこまで伸ばせるかっていうところが、多分ラインだと思うんですよ。だからライバルいないんじゃないのかなっていう」と、“地の利”も味方する形で、山川がホームラン王を獲得する可能性が高いと指摘。この日、山川が見せた一打は、こうした里崎氏の発言を、はからずもなぞる形でのものとなった。

(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)

「実力はまじで本物」「あれだけ攻められて…」山川穂高がエグすぎるホームランを叩き込む瞬間 里崎氏もホームラン王に太鼓判「ライバルいないんじゃないのかな」