自治体向けサービスを開発する株式会社ミラボ(本社:東京都千代田区、代表取締役:谷川一也、以下「ミラボ」)の子育て支援アプリ「子育てモバイル」が、長崎県 新上五島町に導入され、「ココシエン」として4月1日より提供を開始します。

  • 長崎県 新上五島町と子育て支援

九州の西端、長崎県五島列島の北部に位置する新上五島町は、中通島と若松島を中心とする7つの有人島と60の無人島から構成されており、快水浴場百選に選ばれた「蛤浜海水浴場」や、国指定重要文化財の「頭ヶ島教会」、「青砂ヶ浦教会」など、豊かな自然の恵みにあふれる歴史と文化に彩られた美しいまちです。
新上五島町では、基本理念に「ふれあい、支えあい、助けあい、みんなで育てよう未来の宝」を掲げ、さまざまな子育て支援を実施しています。
2023年よりスタートした 妊娠中の方・ご出産された方に各5万円を給付する「出産・子育て応援給付金」、第1・2子 5万円、第3子以降 10万円、里帰り出産 一律2万円を町独自で支給する「出生祝金」、中学3年生までの医療費を全額助成する「こどもの医療費助成制度」(高校生世代の医療費は一部自己負担あり)、母子とその家族が健やかな育児ができるよう支援する「産後ケア事業」など、子育て世代の経済的・心理的負担を軽減し、安心して子育てができる取り組みを行っています。

  • 子育て支援アプリ「子育てモバイル」導入の経緯

令和7年度に開設を予定している「こども未来交流センター」の整備事業を計画する中で、デジタルを活用した子育て支援の充実を図るため、「デジタル田園都市国家構想推進交付金(*)」を活用し、長崎県内でも取り入れられている子育て支援アプリ「子育てモバイル」を導入する運びとなりました。新上五島町オリジナルのデザインを施し、「ココシエン」として提供いたします。
今後は、新上五島町からのお知らせを月齢・年齢にあわせてタイムリーに受信できる「メール配信・プッシュ機能」、成長グラフや乳幼児健診の記録など母子手帳の内容をマイページに記録できる「電子母子手帳 機能」、予防接種漏れや接種間隔ミスを防ぐことができる「予防接種AIスケジューラー」、複数言語に対応する「多言語翻訳機能」など、ICTを活用した子育て世代への継続的なサポートを実現します。

*デジタル田園都市国家構想推進交付金
https://www.chisou.go.jp/sousei/about/kouhukin/index.html

  • 「ココシエン」概要

ココシエンとは、妊娠・出産・子育てに関するさまざまな質問、悩みの相談ができる窓口として、令和2年4月に開設された町のこども家庭センターの愛称です。今回、子育てアプリを導入するにあたって、アプリを通して妊産婦の皆様や子育て世帯の皆様に必要な支援をお届けしたいという想いを込めて、こども家庭センターの愛称と同名である「ココシエン」と命名しました。
トップページには、新上五島町の公式キャラクター「みことちゃん」と「あミ~ご」が登場。町の歴史と文化の象徴でもある「クジラ」と「ツバキ」のイラストなど、新上五島町らしさが詰まった こだわりのデザインでお届けします。


・ダウンロード方法
アプリ名:ココシエン
配信日:2024年4月1日
対応OS:iOS 14.0以降、Android 4.4以上
App Store  :https://shinkamigoto-town.city-hc.jp/l/ReeLWN
Google Play :https://shinkamigoto-town.city-hc.jp/l/iUHuaq
ブラウザ版 :https://shinkamigoto-town.city-hc.jp/

・お問い合わせ先(新上五島町にお住まいの方)
新上五島町 福祉課 TEL:0959-53-1133(直通)

  • 長崎県 新上五島町からのコメント

長崎県 新上五島町 石田 信明 町長より


少子化が急速に進行する中、離島である本町では、「安心で魅力ある『定住のしま』」を実現させるため、各種子育て支援施策に取り組んでおります。その中で最も力を入れているのが、「こども未来交流センター」の整備です。この施設は、廃校となった小学校を活用し、「子育て世代の交流活性化」「遊びを通した子どもの発達の促進」「子どもの居場所づくり」など、子育ての拠点施設となるよう整備を進めております。今回、この施設整備の一環として、子育て支援のICT化を一体的に進めており、子育てアプリ「ココシエン」を導入することとなりました。本アプリを多くの方にご利用いただき、子育てのお役に立てていただければと思います。

  • 地域でつくるオリジナル子育て支援アプリ「子育てモバイル」 

■ 概要
「子育てモバイル」は、電子母子手帳・子育て支援サービス・AI機能を組み合わせた、子育て支援アプリです。
ベースとなるアプリケーションに、必要な機能を選んで追加する機能カスタマイズや、オリジナルのカラーやイラストを使用したデザインカスタマイズが可能です。約300自治体への導入が予定されており、多くの子育て世代にご利用いただいております。

■ 特長
・自治体ごとのオリジナルデザイン&機能カスタマイズ
従来の母子健康手帳の表紙や中面をオリジナルデザインで制作するように、本アプリでも全体のテーマカラーや各機能のアイコン、イラストなどを自由にカスタマイズすることができます。アプリ自体の名称やアイコンも変更
可能なため、自治体独自のアプリとして、地域の皆様へご提供いただくことが出来ます。

・特許取得! 自動リマインド付き 予防接種AIスケジューラー
生年月日や各自治体の条件に合わせて、予防接種や健診スケジュールをオーダーメイドで作成することで、保護者の負担を軽減し、接種事故を防ぐことができます。接種日程や接種回数など途中変更があった場合も、自動調整システムでスケジュールが更新されるため、安心してご利用いただくことができます。

■ 主な機能(自治体により導入機能は一部異なります)
・電子母子手帳
・予防接種AIスケジューラー ※特許取得
・地域の子育て情報 掲載
・メール配信・プッシュ通知
・オンライン予約・受付
・離乳食サービス・アレルギーチェック ※特許取得
・医療機関検索
・子育て施設検索
・多言語翻訳(100言語以上)
・オンラインアンケート
・成人検診スケジューラー
(保護者の検診スケジュールも一緒に管理できます)
・その他オプション機能あり

■ 導入事例
以下より、導入自治体一覧および各自治体のオリジナルデザイン例をご覧いただけます。
https://mi-labo.co.jp/lg-users/

■ 子育て支援アプリ「子育てモバイル」導入を検討されている自治体様へ
個別説明会も随時実施しておりますので、お気軽にお問合せください。
・株式会社ミラボ 子育てモバイル担当 03-6821-8600
・WEBフォームからのお問い合わせはこちら

お問い合わせ:https://mi-labo.co.jp/inquiry/
資料請求  :https://mi-labo.co.jp/brochure/

  • 株式会社 ミラボについて

ミラボの社名は「ミライ × labo(ラボ)」に由来します。「いまここにない未来を創造」し「社会に貢献する」ことを基本理念に、主に電子申請サービスや母子保健・福祉・医療・教育に関するDXサービスを展開しており、約300自治体のDX支援を行っております。
また、2022年12月 株式会社 Gakkenと共同で ジョイントベンチャー「hug Labo株式会社」を設立し、子育てクラウドサービス「hugmo」を運営。2023年2月「一般社団法人こどもDX推進協会」の設立に関わり、当社代表が理事を務めております。

【事業内容】
・子育てコンテンツ事業
約300自治体へ向けて子育て支援アプリ「子育てモバイル」を展開。日本初の予防接種AIスケジューラー(特許取得)、電子母子手帳、自治体窓口予約システム、乳幼児予防接種 デジタル予診票・乳幼児健診 デジタル問診票サービス等と連携して自治体DXを進めています。

・フォームデザイン事業:電子申請システム「+Focus
内閣官房のマイナポータルに採用され、全国の自治体へ向けて マイナンバーカードによる自治体窓口電子申請を進めています。
 
・官公庁・自治体向けソリューション事業
「コロナワクチン接種記録システム」「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」など、官公庁・自治体のニーズにあったシステムを開発しています。

【会社概要】
・会社名:株式会社ミラボ
・所在地:東京都千代田区神田駿河台4-1-2 ステラお茶の水ビル8階
・代表者:代表取締役 谷川一也
・設 立:2013年12月
・企業HP:https://mi-labo.co.jp
 
*本プレスリリースに記載されている会社名、製品名等は一般に各社の商標または登録商標です。

配信元企業:株式会社ミラボ

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