俳優の佐藤健が、1日に都内で行われた映画『四月になれば彼女は』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶に長澤まさみ、森七菜、山田智和監督とともに登壇した。
同作は数々の映画を企画・プロデュースしてきた川村元気氏による同名小説の実写化作。精神科医の藤代俊(佐藤健)のもとに、かつての恋人・伊予田春(森七菜)から手紙が届き、そこには10年前の初恋の記憶が書かれていた。ウユニ、プラハ、アイスランドと、その後も世界各地から春の手紙は届く。時を同じくして藤代は、婚約者の坂本弥生(長澤まさみ)と結婚の準備を進めていたが、弥生は「愛を終わらせない方法、それは何でしょう」という謎掛けだけを残して突然姿を消してしまう。春はなぜ手紙を書いてきたのか? 弥生はどこへ消えたのか? ふたつの謎が次第に繋がっていく。
○■長澤まさみ、恋愛相談に真剣回答「気持ちに素直に行動することが大事」
観客からの質問に直接答えるティーチインコーナーも行われた今回の舞台挨拶。佐藤らキャスト陣が、作品の内容についてだけでなく、同作にちなみ恋愛相談にも応じた。
「私の好きな人がみんなに優しいので不安になる。やきもちとの向き合い方を教えてほしい」という相談が寄せられる。これに長澤は「やきもちを焼くというのは悪いことではないと思うんだけれど、それはイコール自分の気持ちに気づく時でもあるのかな。自分がこれからの人生をどういう風に歩みたいかということを考えながら、やきもちと向き合うというのが1番大切かなと思う。やきもちを焼いてる時間に耐えられる、今はこれがいいと思うんだったら、そのままでもいいと思うし、それが違うんだという思いがあるなら、その気持ちに素直に行動することが大事だと思います」と真剣回答で、質問者に寄り添っていた。
これには質問者も「先生についていきたい! と思いました」とすっかり心酔してしまった様子で、長澤も「占いの館へようこそ!」とノリノリで返していた。
そして男性側の意見を求められると、佐藤は「男性として言うならば、みんなに優しくした結果、1人の女性を不幸にしてちゃだめだと思う。その人はやめて、俺にしとけば?」とイケメンすぎる返しで、会場を盛り上げ、ファンからは悲鳴が上がっていた。
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