アニメ『宇宙戦艦ヤマト』のテレビ放送50周年を記念する特別企画が始動した。「『宇宙戦艦ヤマト』との出会いがなければ、自分の今の人生はなかった」という庵野秀明の企画・プロデュースによる出版企画をはじめ、イベント上映や展覧会などの周年企画が続々と登場する。

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SFアニメの金字塔として名高い『宇宙戦艦ヤマト』シリーズは、1974年10月6日第1話が放送され、1975年3月30日最終話の放送を迎えた。2024年3月30日はその最終回の放送からちょうど49年のタイミングにして、これから50周年を迎える日となった。

同日に始動が発表された50周年企画では、2023年にX(旧Twitter)にて「『宇宙戦艦ヤマト』との出会いがなければ、自分の今の人生はなかったと思います」と投稿し、作品からも多大な影響を受けたと語る49年来の『ヤマト』の大ファンである庵野秀明が、企画・プロデュースとして携わっていく。

庵野の発案による複数の書籍企画をはじめ、テレビ版初回放送日の2024年10月6日にはテレビシリーズの記念上映イベントの開催が予定されており、さらに貴重な関連資料を集めた展覧会も計画中だ。『宇宙戦艦ヤマト』50周年ロゴの発表も予定されているとのことで、今後の展開を楽しみに待ちたい。

<以下、2023年10月13日「(株)カラー 2号機」X (@khara_inc2) ポストより一部抜粋>

庵野秀明

宇宙戦艦ヤマト』との出会いがなければ、自分の今の人生はなかったと思います。始まった直後のOPの絵と歌のかっこよさ! 主タイトルの起き上がりに痺れ、それに直結した艦長室からカメラが引いて行くヤマトの動きに、心を鷲掴みにされ、今に至る感じです。第1話を観損ねていた事を物凄く後悔しました。
第2話から最終回まで万難を排し(『グレートマジンガー』の視聴を犠牲をやむを得ずとし塾の時間を意図的にズラし塾が終わった瞬間に走ってアパートに帰っていた)日曜日の7時半からは必ずテレビの前に座る様にしていました。渇望した再放送時にやっと観れた第1話の衝撃も鮮明に覚えています。
改めて、49年前の今日が自分の人生が決まった時なのだなと感じます。『宇宙戦艦ヤマト』というエポックな作品に個人的な御礼を言いたくて、ポストしました。

中2から49年来のヤマト大ファン 庵野秀明






【『宇宙戦艦ヤマト』テレビ放送50周年 企画概要】
出版企画(予定) ー企画・責任編集:庵野秀明ー 
50周年の時期に合わせた刊行に向けて鋭意進行中!
【企画1】むらかわみちお『宇宙戦艦ヤマト』画集(仮)
【企画2】玉盛順一朗 『宇宙戦艦ヤマト』デザイン画集(仮)
【企画3】宇宙戦艦ヤマト1974全記録集【50周年記念版】
【企画4】現在進行中コミカライズ出版企画
※上記【企画3】【企画4】は発行・発売/カラー
その他の50周年企画
●『宇宙戦艦ヤマト』テレビシリーズ 記念上映イベント 2024年10月6日(日)開催予定!
●日本各地を巡回する「宇宙戦艦ヤマト展」(仮称)企画中
(C)東北新社

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