1998年の夏に放送された俳優・反町隆史主演の連続ドラマ『GTO』が26年ぶりに復活し、カンテレ・フジテレビ開局65周年特別ドラマ『GTOリバイバル』として、きょう1日午後9時から放送されている。98年版『GTO』で鬼塚英吉(反町)と結ばれ、その後に結婚した冬月あずさ松嶋菜々子)が本作でも登場。しかし、放送から1時間を過ぎた現在も2人もやり取りは実現せず、視聴者からは「いつになったら会えるの?」といった声が漏れた(以下、ネタバレあり)。

【全身ショット】26年たってもスタイル抜群!客室乗務員姿の松嶋菜々子

 98年の放送で、鬼塚と同じ高校の教師を辞めて客室乗務員になった冬月は、『GTOリバイバル』でも変わらず客室乗務員でいることが明らかになった。

 本作で、パンクしたバイクを鬼塚が手で押していると携帯電話に妻・冬月からの着信が入る。バイクを押すのに手一杯の鬼塚は「すみません、只今、出れません」と苦渋の表情で着信を切り、客室乗務員姿の冬月は「切ったぁ?」といぶかしげな様子で画面を見つめる姿が映し出された。

 2度目の着信があったのは、3年1組の生徒・宇野晴翔(日向亘)が父親への復讐を果たそうとするところを担任の綾原美結(岡崎紗絵)が体を張って止めるシーン。綾原が宇野に向かって「私はあなたを絶対に見捨てない!」と涙ながらに語る姿を遠くから見守る鬼塚の元に、電話がかかってくる。

 感動的なシーンに水を差す着信とあり、鬼塚はタイミングが悪いなと舌打ち。画面を見て冬月からだと知ると、「あっ」と少し気まずそうな表情を見せつつ、着信を切るボタンを連打した。冬月は2度目の電話にも出ないことに対し「何で出ないの?」と目を細める。

 またもや実現しなかった2人の共演シーンに、視聴者からは「そろそろ冬月先生の電話出てあげてw」「奥様と同じ画面に映らないのかな」「1秒でいいから反町隆史さんと松嶋菜々子さんが並んでるとこ見たい!」「なんで切るんよw」「松嶋菜々子まだ出番10秒くらいしかないんだけど笑」などと声が上がった。

 『GTO』は、藤沢とおる氏による同名漫画が原作で、元暴走族の高校教師・鬼塚英吉が、破天荒な行動で生徒や学校の問題に体当たりでぶつかっていく学園ドラマ。立場や損得とは無縁の教師・鬼塚が、本音をぶつけ合い、命がけで生徒に向き合うことで、社会の裏側にくすぶっている問題を解決していく。『GTOリバイバル』でも、かつてグレート・ティーチャーと呼ばれた鬼塚が問題だらけの高校に教師として赴任し、悩みを抱えた令和の高校生たちに鬼塚流の熱血授業を繰り広げる。

 今回反町演じる鬼塚が赴任するのは、私立相徳学院高校。この高校で問題となっているのは、フォロワーが200万人近くいる暴露系インフルエンサー“裁ノカ笑”。有名人も一般人も関係なく、どんなネタでも詮索&拡散して炎上させており、これまでに相徳学院の教師や生徒が何人も晒されてきた。あまりに狙われるため、校内に“裁ノカ笑”にふんする犯人がいるのではないかとのうわさもあり、生徒たちは日々互いの顔色を伺い、疑心暗鬼になりながら学校生活を送っている。

『GTOリバイバル』に出演した(左から)反町隆史、松嶋菜々子 (C)ORICON NewS inc.