ドルトムントが最高経営責任者(CEO)を務めるハンスヨアヒム・ヴァツケ氏の後任として、スヴェン・ミスリンタート氏(51)を指名する可能性が高まっているようだ。ドイツ『キッカー』が報じている。

ドルトムントではヴァツケCEOが2025年末に同職を退任予定。それに先立ち、今季終了後にスポーツ部門の職務を終える予定となっている。空席となるポストにミスリンタート氏が就く模様だ。

ミスリンタート氏は1998年から2017年にかけてドルトムントでFWロベルト・レヴァンドフスキやMF香川真司、FWウスマーヌ・デンベレ、FWピエール=エメリク・オーバメヤンなど、後にトッププレーヤーとなる原石を多数発掘。そしてシュツットガルトではDF伊藤洋輝の獲得に尽力していた。

ドルトムントでの成功を受けて後に就任したアーセナルアヤックスでは結果を出せなかったが、ドルトムントでの輝かしい功績が古巣復帰の決め手となるようだ。