1998年の夏に放送された俳優・反町隆史主演の連続ドラマ『GTO』が26年ぶりに復活し、カンテレ・フジテレビ開局65周年特別ドラマ『GTOリバイバル』として、きょう1日午後9時から放送された。窪塚洋介や小栗旬ら98年版『GTO』に出演していた懐かしのキャストが登場し、現在の仕事も明らかになった。

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 今回反町演じる鬼塚が赴任するのは、私立相徳学院高校。この高校で問題となっているのは、フォロワーが200万人近くいる暴露系インフルエンサー“裁ノカ笑”。有名人も一般人も関係なく、どんなネタでも詮索&拡散して炎上させており、これまでに相徳学院の教師や生徒が何人も晒されてきた。あまりに狙われるため、校内に“裁ノカ笑”にふんする犯人がいるのではないかとのうわさもあり、生徒たちは日々互いの顔色を伺い、疑心暗鬼になりながら学校生活を送っている。

 本作には、98年版『GTO』に出演していた鬼塚英吉(反町)のかつての教え子である村井国雄(池内博之)、渡辺マサル(山崎裕太)、菊池善人(窪塚)、依田ケンジ(徳山秀典)、吉川のぼる(小栗旬)が登場。鬼塚の親友・冴島龍二(藤木直人)も出演した。

 冒頭では、文部科学省・役人になった菊池が、フードデリバリーサービスの配達員をやっている鬼塚を注文がてら呼び出し、私立相徳学院高校の“あるうわさ”を調べてほしいと依頼する。鬼塚はきっぱり断るも、菊池は「それだけじゃない」と鬼塚を居酒屋に連れて行く。

 そこにいたのは、村井、渡辺、吉川の3人。鬼塚はわざと村井と渡辺の名前を間違えて呼んで茶化す一方、急成長した吉川には驚きを隠せないようで「のぼぉる?」と他のメンバーに“再確認”。安心した鬼塚は「お前、ずいぶんデカくなったなぁ」と背伸びしながら近づき、吉川も「先生も元気そうでよかった」と当時と変わらない柔和な笑顔を見せた。

 そのやり取りで明らかになったのは、村井は居酒屋つばさ」店主で、渡辺はその店のアルバイト。吉川は鬼塚に助けてもらったことへの“恩返し”としてスクールカウンセラーに。依田が同高の教師になっていることも明らかになった。また、番組中盤では冴島が警察の管理官として登場している。

 かつての教え子や親友が立派に成長し、視聴者からは「いじめられっ子だった吉川のぼるがスクールカウンセラーなの胸熱」「菊池、官僚!?」「菊池偉くなったなぁ!」「村井の居酒屋でバイトしたい」「冴島がめっちゃ出世してるw」などと反響が寄せられた。

 『GTO』は、藤沢とおる氏による同名漫画が原作で、元暴走族の高校教師・鬼塚英吉が、破天荒な行動で生徒や学校の問題に体当たりでぶつかっていく学園ドラマ。

(左から)窪塚洋介 photo:逢坂 聡(C)oricon ME inc.、小栗旬 photo:KOBA (C)ORICON NewS inc.