「警察犬」と聞いて多くの人が真っ先に思い浮かべるのは、俊敏で聡明なジャーマン・シェパードだろう。だがこのたびちょっと変わった警察犬が誕生し、世間を和ませている。『Global Times』や『CGTN』などの海外メディアが報じた。
■予備警察犬として訓練中
長い胴体に短い手足、そして愛くるしい表情が人気のウェルシュ・コーギー。ペットとしてかわいがられるイメージが強いが、このたび中国では、なんとコーギーの警察犬が誕生した。
その警察犬は、山東省・濰坊市にある警察署で開催された、一般公開デーで初お披露目となった。名前は「フーザイ」で、生後6ヶ月のオス。現在は警察犬基地で「予備警察犬」として訓練を受けている。
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■武器は体型
フーザイは、生後2ヶ月で警察犬になるための訓練を開始。4ヶ月が経った今では正確にコマンドに従うほか、その体型を武器にして車両の下や狭い場所を探知する能力に優れているそうだ。
ほかにも爆発物の捜索やにおいの追跡など、日々目覚ましい成長を遂げており、低地戦闘の訓練では「優等生」の成績を残した。
警察犬基地のワン・ヤナン署長は、「コーギーのなかでも非常に将来性のあるコーギーだと思う」と明かしている。
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■生後1ヶ月で素質を発掘
トレーナーのザオ・キンシュアイさんによると、フーザイの警察犬としての素質を発掘したのは、生後わずか1ヶ月の時だった。
公園で飼い主と散歩していたフーザイが、名前を呼ぶと瞬時に反応して駆け寄る様子を見かけたザオさんは、飼い主に交渉。警察犬基地で訓練させることで、合意したのだという。
ウェルシュ・コーギーを訓練するのは初めての試みだったが、フーザイは当時から他のペットの犬に比べ、物への興味や遊びの能力が高かったそうだ。
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■間もなく1人前の警察犬に
「短い手足は弱点ではなく、利点です」と語るザオさん。フーザイは間もなく正式な評価を受け、予備警察犬から一人前の警察犬となる。1歳になるまでに国内の警察署に配属され、作戦任務に就くようだ。
世間からは「かわいすぎて仕事にならないよ」「シェパードに囲まれるコーギーがツボ」「ケガに気を付けて頑張ってね！」といった好意的なコメントが寄せられている。
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■愛くるしいコーギーの警察犬
@china360_While other police dogs appeared vicious in Weifang, East China’s Shandong Province, the only Corgi police dog was carried by its trainer. Its cute appearance has won the affection of many Chinese viewers. This 6-month-old Corgi, named ‘Fuzai,’ is the country’s first Corgi reserve police dog. It currently undergoes professional training such as obedience and explosive search. #corgi#doglife #adorable#policedog#socute#wildchina
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