大切な日本の文化である「社寺建築」と、想いの込められた美しい「手仕事」を次世代につなぐために、2024年6月下旬~7月上旬、匠弘堂工房にてオープンファクトリーを開催します!ダイナミックなお寺の山門の仮組工程をご覧いただける、大変貴重な機会です。私達はこのイベントを通して、子供から大人まで1人でも多くの方に「社寺建築の魅力」と「宮大工の仕事ぶり」を伝え、日本の伝統文化と技術を次世代につないでまいります。

当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。
このプレスリリースは「有限会社 匠弘堂」の夢です。


匠弘堂の夢の背景

私たち匠弘堂は、社寺建築の設計施工を手がける、京都の宮大工集団です。

全国各地に赴き、100年・200年先も残る社寺建築の新築・修理・復元を行っています。

社員13名の大半が20代、30代で、そのすべてが正社員

建物の未来をつくる礎となる「伝統技術」を受け継ぎ、日本文化の伝承と発展に貢献するために活動しています。

子供達が憧れる「日本一の宮大工」になる!

この度、April Dreamにて匠弘堂がこの夢を掲げた理由は、

日本の伝統的な木造建築技術を次世代につないでいくためには、「宮大工」が、次世代を担う子供達が憧れる存在でなければならないと考えているからです。

「宮大工として生きること」は、日本の伝統を次世代につなぐこと、そのもの。

宮大工が手掛ける神社やお寺は、日本人が守り続けてきた信仰心の証として、いつの世も心の拠り所となってきた大切な場所です。例えば、法隆寺は約1300年もの間、各時代の宮大工が大切に修復を続け、今もなお人々に愛され大切に守られています。

社寺建築は日本独自の木造建築のルーツとして、宮大工が技術と共につないできました。

100年200年ごとに解体修理されるため、まさにタイムカプセルのような存在です。「宮大工の仕事」は、建築の面から日本の伝統文化を担う、とても社会性の高い仕事と言えるのです。

しかしながら、近年の日本のものづくりは、効率優先主義やコストダウンを求めるあまり、モノの低寿命化と低品質化に歯止めがかからず、品質不正も多発している惨状です。これは一部の建築分野でも大きな問題となっており、同時に仕事自体の魅力も失くしていきました。

さらに、現在あらゆるものづくり分野において職人の減少や高齢化が進んでおり、特に建設業界ではその傾向が顕著であると言われています。

一方で、伝統的な木造建築技術は、熟練した手仕事をベースにした職人の技術によるもので、まさに「メイドインジャパン」という日本のプレゼンスそのものであり、宮大工が伝える手仕事の技術は国内外から大いに注目されています。

そのような社会情勢の中、匠弘堂では13名の宮大工のうち9人が20代

若い宮大工たちが、100年、200年先まで残る仕事に、誇りをもって全力で向き合っています。

大切な日本の文化である「社寺建築」と、職人の想いが込められた美しい「手仕事」を次世代につなぐために、まずは社寺建築の魅力や宮大工そのものについて、子供達に知ってもらえるよう取り組んでいます。

子供から大人まで楽しめる、オープンファクトリーを開催

『子供達が憧れる「日本一の宮大工集団」になる!』という夢の実現のために、匠弘堂では創業当初から、宮大工の仕事や伝統建築の魅力に出逢っていただくためのオープンファクトリーやワークショップを積極的に開催してまいりました。

その他にも、中学生高校生対象の見学会の開催、SNSを駆使したメディアPRの実施、メディア取材の引き受け、若手人材の積極的な採用などを行なっています。

▼見学に来られた方に、私たちが必ず伝えていること

https://www.kyoto-shokodo.jp/column/yokokawa/yokokawa03


この度、6月下旬~7月上旬に、匠弘堂の工房にて、宮大工の作業を間近で見学いただけるオープンファクトリーを開催します。

今回の内容は、社寺建築をつくる作業工程の中でキモとなる「仮組(かりぐみ)」です。仮組とは、現場で建てる前に、工房内で事前に加工した部材同士を組み合わせたり調整を行う大切な工程です。

2022年に、群馬県にあるお寺のご住職より、山門の新築工事のご依頼をいただきました。山門とは、お寺の入口にある世俗の世界と仏道の世界の境にある、大切な門のことを言います。

本件はご依頼から3年近くをかけ、ご住職様はじめ檀家総代様や建設委員会の方々と議論を重ね、設計図にまとめ上げ材料の手配も完了しました。2024年春からはいよいよ材料の加工と刻みが始まり、仮組へと順次進めていきます。

    ▼2022年 専光寺様山門新築工事の仮組の様子

このオープンファクトリーで、ダイナミックな山門の仮組工程と、高度で繊細な宮大工の技術を間近で体感していただきたいです。ぜひ、この機会に匠弘堂工房にお越しくださいませ。

このイベントを通して、子供から大人まで1人でも多くの方に「社寺建築の魅力」と「宮大工の仕事ぶり」をお伝えすることで、日本の伝統文化と技術を次世代につないでまいります!

<開催概要>お寺の山門の仮組工程を間近で見学!匠弘堂オープンファクトリー

日程:6月下旬~7月上旬のうち数日 ※5月中旬頃詳細の日時の決定を予定しています。

場所:匠弘堂工房(京都市左京区静市野中町413)

対象:年齢制限なし。どなたでもご参加いただけます。

内容:山門の仮組と、宮大工の作業を間近で見学いただけます。宮大工や匠弘堂代表・横川から、作業についての説明も行い、みなさまからのご質問にもお答えします!

問合せ先:匠弘堂担当 富沢(info@kyoto-shokodo.jp)

工房内は撮影自由ですので、メディア関係の皆さまもぜひお越しくださいませ。

匠弘堂について

2001年創業。「宮大工として生きる」を企業理念に掲げ、宮大工による社寺建築の設計施工を行う会社です。故岡本棟梁より受け継いだ伝統的木造建築技術を駆使して、高い品質と大きな感動を届け、日本文化の伝承と発展に貢献します。

~匠弘堂が大切にしていること~

・品質力

「宮大工の仕事」であるという誇りと責任を持ちお客様の満足が得られる高い品質を提供します。

・人間力

常に「宮大工」という公人であることを自覚し心からものに感謝し人に感謝することで人間として成長し続けます。

・技術力

伝統技術に創意工夫を加えた「匠弘堂」にしかできない高い技術力で、世の中になくてはならない「宮大工集団」を目指します。

<匠弘堂ウェブサイト>

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【お問い合わせ先】

有限会社 匠弘堂(しょうこうどう)

メールアドレス:info@kyoto-shokodo.jp

電話番号:075-741-1888

担当者:富沢 真由(とみざわまゆ)

「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。

配信元企業:有限会社 匠弘堂

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