アイドルグループ・SixTONESの京本大我が主演を務めるカンテレフジテレビ系ドラマ『お迎え渋谷くん』(毎週火曜23:00~)がきょう2日にスタートする。

○■京本大我&田辺桃子、『お迎え渋谷くん』見どころ語る

蜜野まこと氏による同名漫画を映像化する同作は、恋をしたことがない若手売れっ子俳優の渋谷大海(京本)が、年の離れた妹のお迎えがきっかけで保育士・青田愛花(田辺桃子)に出会い、不器用ながらも恋を育んでいく“うぶキュン”ラブコメディ

物語の主人公となる恋愛未経験の渋谷くんを演じる京本は、「この作品は1話から内容盛りだくさん! その分、すごくスピーディーな展開に感じるかもしれませんが、だからこそ、1話から『お迎え渋谷くん』の世界にどんどんのめり込んでもらえるはず。“早く2話が見たい!”と思ってもらえる仕上がりになっていると思います」とコメント。さらに、1話の見どころについて聞くと、「素の渋谷くんは、どこか“無”な感じのキャラクターですが、仕事となると、俳優のスイッチが入ってガラッと変わるんです。1話でも、保育園でのとあるシーンで、そんな渋谷くんの姿が見られるので、その変幻自在な活躍ぶりを見てもらいたいです」と語った。

そんな京本演じる渋谷くんの初恋相手で、今作のヒロインとなる愛花役を演じる田辺にも1話のおすすめシーンを聞くと、「渋谷くんと愛花が初めて出会うシーンが好き」と即答。これには京本も同感のようで、「原作を忠実に再現して、僕が愛花先生をひょいっと肩にかつぐんです。呼吸をあわせるために何度か練習してたら、そのうち軽々できるようになっちゃって……もはや特技です(笑)」と笑った。また、田辺は愛花が保育園の園庭で虹を作るシーンもイチオシだといい、その理由について、「撮影現場では本当にきれいな虹ができて、子供たちと大はしゃぎしたんです。愛花が振り返ったときの渋谷くんの表情とか、その後の渋谷くんの想定外の動きとか、セリフがない、顔だけのお芝居なんですけど、渋谷くんも愛花も、お互いの特徴が1番出たシーンだと思います」と語った。

1話を撮影した手応えについても、「実写になったことで、原作のワクワク感が2段くらいパワーアップしたと思います。原作ファンの方も、原作を読んだことがない方も、1話から夢中になって楽しんでもらえたら」とコメントした田辺。京本も、「フラットな気持ちで見てもらって、気づいたら“毎週楽しみ!”っていう方が増えてくれたらうれしいですね」と笑顔をのぞかせた。

【編集部MEMO】
渋谷大海(京本大我)は、今をときめく若手売れっ子俳優。誰もがうらやむ朝ドラのオファーを、年の離れた妹・音夢(諸林めい)の送り迎えを理由に断るほど妹に過保護で、そのせいか恋愛経験はゼロ。マネージャーの品川響子(長谷川京子)からは、芝居にリアリティーを出すためにも、「誰でもいいから“キュン”してきなさい!!」と言われている。ある日、溺愛する音夢が新しい保育園に通うことになり、渋谷くんは担任の青田愛花(田辺桃子)と出会う。保育士歴6年の愛花は子ども好きでがんばり屋だが、平和主義ゆえ人に気を遣いすぎるところがあり、同僚のギャル保育士・金丸陽菜(ゆいちゃみ)から仕事を押しつけられても文句の一つも言えず、先輩のベテラン保育士との間で板挟みになりながら、自己犠牲を払って人より多くの仕事をこなしている。音夢の登園初日、妹のひざにできた小さなすり傷を「大ケガ」と豪語する渋谷くんにクレーマーの素質を感じた愛花は、細心の注意を払うも、偶然、音夢が友達とぬいぐるみを取り合った末に尻もちをついたところを渋谷くんに見られてしまう。とっさに謝る愛花だったが、意外にも渋谷くんは「子供同士のケンカで、あなたが僕に謝る必要ありますか」と冷静。愛花は、そんな渋谷にイライラ。ところが週末、例によって家に持ち帰った仕事を片付けながら、隣の家に住む幼なじみ本田圭佑、通称ぽんちゃん(中川翼)に愚痴をこぼしていた愛花は、テレビから聞き覚えのある声がして、思わず画面に目をやる。すると、そこに映っていたのは渋谷くんで、愛花は初めて彼が有名人だと知る。数日後、保育園では参観日を迎え、愛花は楽しみにしていた子供たちと保護者の前で、人形劇を披露することに。しかし、この日のために1人で準備してきた愛花に、思いもよらぬハプニングが襲いかかり……。

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