当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「八木建設株式会社」の夢です。

八木建設株式会社コーポレートサイト:https://www.yagi-con.co.jp/


木造建築がもつ力で、働き方を変えていく。

私たち八木建設は、住宅以外の建物における木造建築に大きな可能性を見出しています。

以前から住宅は木造で建設されることが多かったものの、非住宅施設は長らく鉄骨やコンクリート造で建てられることがスタンダードでした。しかし近年では、環境意識の高まりや法規制の緩和、技術革新とともに非住宅においても木造建築の評価が高まっています。

木材はコンクリートや鉄と比較して、材料製造時に排出される二酸化炭素の量を抑えることができるのが最大の特長です。加えて、熱伝導率の低さから発揮される断熱性の高さや居住性の良さ、精神的な安定をもたらす効果など、ポジティブな側面が多数あります。特に、オフィスや医療・福祉施設などにおいては集中力や生産性の向上が期待されます。また、材料が軽量であることから、建物を建てる際に基礎の費用が抑えられるという利点もあります。

ただ、木材に対して「燃えやすそうで、耐震性に不安がある」という印象を抱いている方が今も多いのが現状です。実際のところ、木造建築で使われる木材には法令で定められた燃えにくさや耐久性の基準が適用され、安全性を確保できているのですが、一度根付いてしまったイメージを変えていくのには時間がかかると考えられます。

それでも、八木建設は木造建築の魅力や正しい情報の発信を通して、非住宅の建物におけるスタンダードを木造に変えていくことを目指しています。地球環境を守り、木に包まれた空間を広めることで世の中の働き方を変えるために。埼玉の中小企業、八木建設の挑戦は続きます。

SDGsに関する取り組みのご紹介:https://www.yagi-con.co.jp/sdgs/

八木建設の社屋も木造です。


八木建設本社・外観

私たちが非住宅の木造建築に出会ったのは2013年ごろ。保育所を建設するという公共工事の事例において木造建築が採用され、新たな時代の到来を感じました。特に中小の建設会社が積極的に取り組むことができるSDGs施策は、非住宅の木造建築を究めていくことだと今でも思っています。

そこから、八木建設のビジョンを示し、木造建築の必要性や魅力を伝えるため、社屋を木造で建て替えることとしました。迷うことも多くありましたが、設計から施工まで自社で担ったこの経験は、現在における木造建築技術の礎になっています。

2023年6月~2024年5月完成分までの期間において、当社が木造建築で使用した木材は約632㎥。それらの木材が吸収した炭素を測る指標「炭素貯蔵量」は、506t-CO2であり、約219世帯が1年間に排出する二酸化炭素量と同等量を貯蔵できた*ことになります。

*1世帯あたりの年間CO2排出量を約2.88 t-CO2とした場合(環境省・2020年度)
炭素貯蔵量の算出時に準拠したガイドライン(林野庁・2015年度):https://www.rinya.maff.go.jp/j/mokusan/mieruka.html


八木建設本社・1階事務スペース

また、建て替えを行ってからは、一緒に働く仲間から「過ごしやすい」という声を多く聞くように。室温が快適に保てることや、精神的な安定をもたらす効果が生まれたことで、働きやすさが改善されました。

来社されたお客様にも「快適な空間」だと好評のほか、「八木建設のビジョンが伝わる」という嬉しいお言葉をいただいています。

八木建設株式会社 代表取締役コメント


当社は、2024年度に創業70周年を迎えます。近年特に心血を注いでいるのは、非住宅の木造建築普及と、女性技術者の活躍推進をはじめとする職場環境のアップデートです。木造建築に対する環境面での効果・居住性には大きな可能性がありますし、それ以上に当社の従業員にはポテンシャルを感じています。

今後私たちが目指すのは、よりサステナブルで快適な社会の実現です。これまで積み上げてきた経験や知見、技術を活かしつつ、社員全員のやりがいや誇りを大切にして、同じ未来を目指していきたいと思っています。

八木建設株式会社

代表取締役社長 八木 雅之

「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。

配信元企業:八木建設株式会社

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