俳優・吉沢亮が、フジテレビ系スペシャルドラマ『PICU 小児集中治療室 スペシャル 2024』(13日放送 後9:00)の舞台あいさつに、安田顕生田絵梨花中尾明慶高梨臨、菅野莉央とともに出席した。

【写真】生田絵梨花、中尾明慶ら豪華キャスト陣が集結

 昨年10月期に放送された同作は、北海道のPICUを舞台に、しこちゃん先生こと駆け出しの小児科医・志子田武四郎(しこた・たけしろう)が幼い命を救うために奮闘しながら、医師として、人間として成長していく姿を描いたメディカル・ヒューマンドラマ。「生きるとは」「命とは」「家族とは」という普遍的な問いに真っ正面から向き合った。

 PICUとは小児専門の集中治療室のこと。いわば“子どものためのICU”だ。連ドラでは「大規模なPICUの運営は極めて困難」とされる広大な北海道で、武四郎が丘珠(おかだま)病院PICU科長・植野元(うえの・はじめ/安田顕)ら先輩医師と共に、どんな子どもでも受け入れられるPICUを作るため、そして、ドクタージェットの運用を実現するために奔走する姿が描かれた。連ドラ終了後には続編を望む声が数多く寄せられた。

 そして今回、『PICU 小児集中治療室 スペシャル 2024』と題し、来春に放送されることが決定。未熟さゆえに子どもを傷つけ、同僚も傷つけ、葛藤の毎日を送った武四郎。最愛の母との死別、仕事の挫折を乗り越え、少しずつ成長してきた。あれから1年。発展途上の若き医師・しこちゃん先生は今日もまた、小さな命と懸命に向き合っている。そんなある日、命の危機にさらされた幼い命が運び込まれてくる。

 吉沢は「スぺシャルドラマとして皆さまの前に戻ってくることができてうれしく思っています。連続ドラマからずっと笑いの絶えない、すごく温かい現場だったので、あの空間を味わえるというのが一番うれしかった」と笑顔で心境を語る。

 また、真冬に敢行された北海道での撮影は「めちゃくちゃ寒かった。もう寒いというより、痛いでした」と笑いながら回想。撮影合間には安田と食事に出かけたそうで、吉沢が「連続ドラマの時はコロナでご飯に行けなかった。あのお寿司屋さん美味しかったですね、いいお魚が入っていました」と振ると、安田も「美味しかった!」と大きく頷いていた。

吉沢亮 (C)ORICON NewS inc.