元スペイン代表DFジェラール・ピケ氏がチェアマンを務める7人制サッカー大会である『キングス・ワールドカップ』に、日本の人気ゲーム実況者である加藤純一氏が参戦する。4月1日、X(旧ツイッター)にて同リーグの公式アカウントが発表した。

 キングス・リーグは2022年11月に発足し、冬季と夏季の2シーズン制で行われる。計12チームによるリーグ戦を行い、上位8チームがプレーオフで優勝を争う。そのチームを率いるのは往年の名プレーヤーと影響力を持つインフルエンサーだ。ドラフト形式で各チーム10名の選手を獲得し、毎節ゲストプレーヤーとして元プロ選手・現役選手をチームに加えることができる。このゲストプレーヤー枠では、これまでロナウジーニョ氏やネイマールら有名選手が参戦してきた。

 《即PK獲得》《1分間得点が2倍》《相手のカードを奪う》《相手選手を2分間退場させる》《ジョーカー(いずれかの効果を発揮)》の5種類から1枚のカードをランダムで使用できるなど、多数の独自ルールを採用しながら試合が展開されるキングス・リーグラ・リーガのハビエル・テバス会長が「サーカス」と揶揄した一方、スペインで大きな盛り上がりを見せる同リーグは、3月下旬にバルセロナの『カンプノウ』で行われたファイナルフォー(準決勝・決勝)に約9万2000人が来場。Twich・YouTube・TikTokなどでの配信では、延べ200万人が視聴したとされている。

 今回、キングス・リーグワールドカップに当たる『キングス・ワールドカップ』がメキシコで開催される。スペインの「キングス・リーグ」とアメリカの「アメリカ・キングス・リーグ」のチームに加え、「ワイルドカード」のチームが参加する同大会で、加藤純一氏は日本チームとなる「MURASH FC」のオーナーとして参戦が決定。結婚披露宴の配信では50.9万人の同時接続数を記録し、自身が主催して今年3月に開催された『配信者ハイパーゲーム大会』では総視聴時間が380万時間に達するなど、日本の配信業界のトップに君臨する同氏だが、抜擢に応える活躍に期待がかかる。

 なお、今回の『キングス・ワールドカップ』にはネイマールマリオ・ゲッツェ、リオ・ファーディナンド氏、エデン・アザール氏も自らチームを率いて参加する。

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加藤純一氏の参戦が決まったキングス・リーグ [写真]=Getty Images