ミランが2選手との契約延長を望んでいるようだ。

今シーズン、セリエAで30試合を消化して首位インテルに14ポイント差をつけられての2位につけるミランチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ敗退後に回ったヨーロッパリーグ(EL)では準々決勝に進出するなど可能性を残すが、スクデット獲得については絶望的な状態となっている。

こうした中、イタリアカルチョメルカート』によると、徐々に新シーズンへのチーム編成へシフトしつつあるクラブは、2選手との契約更新を望んでいるとのことだ。

1人目は、イタリア代表DFダビデ・カラブリア(27)。チームでキャプテンを務める同選手は、今シーズンも右サイドバックの主力として公式戦36試合に出場する一方で、現行契約は2025年夏までとなり今夏には残り1年の状況となっている。

2人目は、フランス人MFヤシン・アドリ(23)。加入以降は中々ステファノ・ピオリ監督からの信頼を得られていなかったが、今シーズンは公式戦26試合に出場するなど存在感は上昇中。契約は2026年夏まで残るが、クラブは活躍に報いたい考えのようだ。

ミラン上層部はまずカラブリアの代理人と接触し、交渉開始を希望しているとのこと。早い段階で契約延長が実現すれば、チーム編成を進めるうえでも大きな後押しになるだろう。