【セリエA】ラツィオ １－０ ユヴェントス（日本時間３月31日／オリンピコ）
ラツィオの鎌田大地が猛烈なプレスでビッグチャンスを作り出した。日本代表MFは前線でユヴェントスからボールを奪取すると、素早くクロスを上げてチャンスメーク。このプレーにはファンも「鎌田めっちゃいいプレスだった！」と大興奮の一幕となった。
78分、鎌田の鋭い守備が光る場面が訪れた。ラツィオは右サイドを攻めたがクロスがユヴェントスに回収される。その瞬間、鎌田が猛然と走り込んでボールホルダーにプレス。そのままボールを奪い返し、中央にクロスを上げた。このボールは惜しくもGKにキャッチされてしまったものの、日本代表MFが存在感を示したシーンとなった。
このプレーにはファンからも、「ボール奪取良かった！」「ボール奪取からのパス惜しかったなー」と鎌田のプレスとクロスを称賛する声が上がっていた。
試合は１－０でラツィオが逃げ切り、イゴール・トゥドール新監督の就任後の初陣で勝利。指揮官は試合後、「鎌田は素晴らしい試合をした、彼はあそこでもさらに前でもプレーできる。賢い男で、あらゆるレベルで完璧だ」と鎌田を絶賛した。
地元メディア『calciomercato.com』も、「トゥドールは鎌田を活性化させた。今季ずっと見られなかった走りとファイトを見せてくれた」と、鎌田の献身に高評価だった。
マウリツィオ・サッリ前監督の下では思うような出場機会を得られなかった鎌田だが、トゥドールの下では完全に風向きが変わっている。再びユヴェントスと対戦する４月３日のコッパ・イタリア準決勝でも期待したい。
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