アプリやクーポン、キャッシュレス決済を使いこなし、ポイ活(ポイントをためて活用すること)に励む人は多いと思うが、その目的は「家計の負担を減らす」「普段のお買い物をお得にする」など人によってさまざまだろう。そうした中、S&G(東京)は、全国の20代~50代の男女206人を対象に、「ポイ活とポイントサイトの利用実態に関するアンケート調査」を実施した。調査期間は2月25日3月24日の1カ月間。

 まず、いつものお買い物でポイントを貯めているかと聞くと、「いつもポイントを貯めている」人は全体の69%、「買い物場所によっては貯めている」が27%、「貯めていない」人は4%という結果に。買い物場所によるものの、ほぼ全員がポイントを貯めていることが明らかになった。

 次に、買い物で使う主な支払い方法を聞くと、現金が43%、クレジットカードが38%、電子マネー・モバイル決済が13%、デビットカードが3%となり、キャッシュレスが浸透したと思われる状況下でも、まだまだ現金支払いが主流となっている。

 主に何のポイントを貯めているかとの問いでは「スーパーのポイント」が73%、「Tポイント」が69%、「楽天ポイント」が64%、「ドラッグストア」が62%、「ポンタポイント」が39%、「dポイント」が36%となり、普段の買い物でポイントが活用されていることがわかる。

 ポイ活サイトの利用度を探ると、全体の56%が利用しているといい。よく使うポイントサイトは、モッピー(18%)、ハピタス(15%)、ちょびリッチ(12%)の順になった。【写真1】

ポイントを貯めているという人が圧倒的多数 ポイ活に関するアンケート調査