当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「株式会社クメンタ」の夢です。

流産の経験から全ては始まった


2019年、弊社代表の久米夫妻は流産を経験しました。

その時、担当の産婦人科医は精神科医である久米に言いました。

「日本では、周産期メンタルヘルスで頼りにできるところがないから、やってくれませんか。当事者にしかわからない痛みを知った先生ならばできるはずです。」

この言葉が、悲しみの中にいた夫妻を動かします。

亡くした子どもの代わりに、みんなの希望の光を育てようと思ったのです。

日本の産科は大変優秀であり、妊産婦が亡くなることはほとんどありません。

しかし、自殺だけは多いです。だから、こころのケアが重要なのですが、難しい分野のため今まで誰もやってきませんでした。

全てが手探りで、失敗ばかりでした。

色々とやった中で分かったことは、一人の人を支える、元気にする、そのためには、直接的なメンタル治療だけでは足らないということでした。

お母さんの悩みは、子どもに関することが多かったし、不妊治療や夫婦関係で悩む方も多い。お産をどこでするか、産んだ子どもの世話をどうするか、家事や仕事との両立ができるのか。

正直、沢山の患者は来ましたが、自分たちのクリニック単体でできることよりも、出来ないことの方が多いという現実に悩まされました。

クリニックは薬を使った治療ばかりになりますし、子どもを預かることもできません。

こころのケアは出来たとしても、産む場所を提供できるわけでもない。

他の組織に依頼することもできないわけではないですが、小児科も産科も閉院が目立ってきました。保育園不足も深刻ですし、普通の保育園では子どもが熱を出すと預かってくれません。学童は小学校4年生以降だとなかなか預けられません。

これらを全て解決しなければならないのです。

しかも、少子化という社会全体の問題のせいで、各組織の弱体化は一層深刻になってきました。

それらを解決することが、クメンタウン構想です。


今のクリニックはこころのケアしかできませんが、子育て支援の中核をなすものです。

そこに小児科と産婦人科を併設し、体調不良児を預かる病児保育の機能も持たせる。

産後の不安定なお母さんのケア施設や、子どものための訓練施設やカウンセリング施設など、子育て支援のインフラを整備できたならば、多くの課題を解決できると考えました。

全てが一体化した施設であれば、賃料や採用、集客など様々なコストが安く抑えられます。

利用者もサービス提供者も多くの負担が減ります。

クリニックの心理士が、訓練施設でそのまま同じ利用者を担当することもできます。

お産に当たる助産師が、そのままクリニックでメンタルケアに当たることも、産後ケアに従事することもできます。

多くの組織で情報の一元化も可能になります。

併設であれば、病児保育など赤字事業を存続させることも可能です。

実行できれば、多くの課題が解決できます。

危機的な少子化


ただし、実現のハードルはとても高いです。

億単位の設備投資が必要になりますし、人材確保も苦労すると思います。

医療福祉の施設は、理不尽な法的規制で設立のハードルが異常に高く、既にある組織も存続の危機に陥るものが多いです。

一刻も早く計画を進めたいところですが、このような壁を越えていく必要があります。

そのため、これからは今まで以上に多くの方にご支援いただきながら、この難局を乗り越えなければなりません。

残念ながら、私たちだけでは力不足です。

この記事をご覧になって、一緒に取り組んでくださる方、援助をしてくださる方などがいらっしゃったら、是非お声がけくださると嬉しいです。

夢に共感してくださった方からのご連絡をお待ちしています!

全国初の試みとなる、医療福祉のインフラ整備を行うクメンタウン構想。

その実現ができるまちづくりに一緒に挑戦したいと思ってくださった個人の方、市町村の皆様、取組みに協賛いただける企業の皆様など、ぜひご意見やお力添えをお願いいたします!

本件のご連絡先

https://cmenta.jp/contact/

「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。

配信元企業:株式会社クメンタ

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