「三国志」の中でも屈指の人気キャラクターである関羽が活躍するエピソードのひとつ「過五関、斬六将」を映画化した「三国志英傑伝 関羽」が2012年1月14日より公開されることが決定した。

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  同作は、「インファナル・アフェア」シリーズのフェリックス・チョン&アランマック監督と、今、中国で最も人気があるアクションスター、ドニー・イェン(「イップ・マン」)がタッグを組み、関羽の男として忠義を貫く様を、激しいアクションとともに骨太の男のドラマとして描いた歴史アクション大作。共演は中国の演技派で、「鬼が来た!」の監督としても知られるチアン・ウェン。

  「レッドクリフ赤壁の戦い)」の数年前、劉備の部下だった関羽(ドニー・イェン)は、曹操(チアン・ウェン)の捕虜になりながらも「白馬の戦い」で劣勢だった曹操軍に手助けして勝利を呼び込んだ。義侠心に満ち溢れた関羽を曹操は再三配下に入るようにいろいろな手をつくして誘うが、関羽は劉備の元へ戻ることを願う。そのことを聞き入れた曹操は、6つの関所に通行手形なくても関羽を通すことを部下に伝えるが、皇帝が関羽を殺す命を出したために、彼は関所で命を狙われることとなる―。

  アクション映画としてだけでなく、深みを持った人間ドラマとしても魅せる本作。中国本土では2011年4月に公開され、1億6,000万元を上げる超大ヒットとなった話題作である。

  「三国志英傑伝 関羽」は2012年1月14日よりヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて新春公開

映画「三国志英傑伝 関羽」より関羽を演じるドニー・イェン