元プロ野球選手で野球解説者アレックス・ラミレス氏が3月28日、YouTubeチャンネル『ナイツ塙会長の自由時間』で公開された動画「ラミレス登場! 巨人時代の打率を振り返ったら裏話が連発…!」に登場。ダルビッシュ有との“ストーリー”を語った。

ダルビッシュとの“ストーリー”

同チャンネルでは今回、ラミレス氏とさまざまな投手との対戦成績を、ラミレス氏自身が当てる企画を実施。その中で、ナイツ・塙宣之が「ダルビッシュとかはどうですかね?」と尋ねたところ、ラミレス氏は「たぶん.190」と予想するも、結果は7打数2安打で「.286」という対戦成績だった。

すると、ラミレス氏は「東京ドームで2本打って、逆転タイムリー」と記憶をたどり、そのうち1本がホームランであったと回想。そして、「彼とはストーリーがあって」と前置きしつつ、ダルビッシュとのあるエピソードを話していく。

ラミレス氏は「僕、サインボールを集めていたので、ダルビッシュに『サインしてくれない?』って試合前に言ったんですよ。そしたら『OK』って感じだった」と、試合前のやり取りを説明したうえで、「でも、その日はさっき言った『0-0』で僕がホームランを打って、1-0で勝った。試合が終わった後に、通訳の人に『俺、ダルビッシュに頼んだサインがあるから、日ハムに聞いて(サインボールを)回収してもらえない?』と言ったら、ダルビッシュが『サインしたくない』って(笑)」と告白。

このエピソードに、塙も爆笑しながら「それはやっぱり悔しいのと、まあ半分冗談もあるでしょうけどね(笑)」と、ダルビッシュの心中を想像していた。

【編集部MEMO】
ナイツ塙会長の自由時間』は、ナイツの塙宣之によるYouTubeチャンネル。「M-1グランプリ」ファイナリスト経験者で同大会の審査員も務める塙が、各賞レースのネタについて語る企画「ナイツ塙の漫才論」や、自身が出演するバラエティ番組『球辞苑 〜プロ野球が100倍楽しくなるキーワードたち〜』(NHK BS1)にならい、毎回設定したキーワードからお笑いを語る企画「笑辞苑」などが人気を集めている。2023年9月、同年6月に漫才協会会長に就任したことを受け、『ナイツ塙の自由時間』から現在のチャンネル名に変更された(動画「ナイツ塙からチャンネルについて発表があります」にて発表)。

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