確実な接続性を提供するワイヤレス・テクノロジーのグローバルリーダーである「サイレックス・テクノロジー」は、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)とBluetooth(R) Low Energy v5.3に対応し、無線LAN接続に必要なすべての要素に加え、IEEE802.1X エンタープライズセキュリティを搭載した組込み無線LANモジュール「IM-100」を発表しました。

IM-100は、NXP社製RW610チップセットを搭載した組込み無線LANモジュールで、工場、医療・ヘルスケア、リテール市場で利用される機器の小型化や省電力の向上に貢献するとともに、より低コスト、そして開発期間の短縮を実現します。

 

サイレックス・テクノロジー 無線LANモジュール「IM-100」

 

 

一般的に、無線LANを内蔵した機器を開発するには、その機器のオペレーティングシステムに合わせた無線LANドライバを作る必要があります。

また、無線LANドライバを制御するためには、CPUやメモリのリソースが必要であり、いくつかの機器では無線化が難しい場合もあります。

「IM-100」は、インテリジェントタイプの組込み無線LANモジュールです。

無線LAN接続に必要なすべての機能を備えており、無線LANドライバの開発は不要です。

Linux、Windows、RTOS、non-OSマイコンなどさまざまな機器の無線化を短期間かつ低コストで実現することができます。

 

 

IM-100最大の特長は、無線LANドライバの開発が不要な点に加え、サイレックスにて各種有線を無線化するブリッジ機能がすでに搭載されていることです。

これにより、従来数ヶ月以上必要とされていた無線LAN製品の開発が大幅に短縮されます。

さらに、ホストデバイスの負担も軽く、小型の計測機器などの無線化に最適な無線LANモジュールです。

 

3つのインタフェースに対応した無線LANブリッジ機能

 

 

IM-100には、UART、USB(RNDIS)、有線LANといった3つのインタフェースを無線化するブリッジ機能と、アクセスポイント機能を標準ファームウェアに搭載しており、開発期間は更に短縮されます。

 

サイレックスならではのサポート体制

 

 

IM-100は、国内にある自社工場で生産されるため、ファームウェアの機能拡張やベースボード、筐体のカスタマイズなど、差別化できる無線機能に関する相談から、無線認証の取得支援までワンストップでサポートします。

お客様は、無線化開発を安心して進めることができます。

 

オンラインセミナー開催:4月23日(火)「IM-100の強みと搭載事例が理解できる」

 

・開催日時:2024年4月23日(火)14:00~15:00

・講師  :サイレックス・テクノロジー株式会社、NXPジャパン株式会社

・参加費 :無料(事前登録制)

 

世界的なプロセッササプライヤのNXP社より講師をお招き、「IM-100」を紹介するオンラインセミナーを開催します。

「IM-100」について詳しい製品説明と搭載事例を紹介します。

 

提供価格と販売開始時期

 

IM-100の販売開始は2024年5月27日から、オープン価格での提供となります。

 

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