【写真・画像】「何だこのボール?」「これ打つのはかなりしんどい」巨人・松井颯の“魔球”チェシンカーがスゴすぎる!オリ打線を翻弄した驚異のシンカーにネットざわつく1枚目

3月8日京セラドーム大阪で行われたオリックス・バファローズ読売ジャイアンツオープン戦で、巨人・松井颯が披露した“魔球”ともいうべき変化球が、野球ファンの間で話題となっている。

【映像】軌道が意味不明な“魔球”チェシンカー

0-3、巨人3点のビハインドで迎えたこの試合の6回裏・オリックスの攻撃。この回から巨人の3番手としてマウンドに上がった松井は、先頭の7番・宗佑磨に対し、ボールが先行してカウント3-0となるも、そこから立て直して3-2に。そして勝負の6球目、松井が投じたボールは、一瞬、内側へのボール気味の球に見えつつも、揺れ動くように、真ん中やや内寄りのコースへと収まる変化球。この“魔球“のような特殊な軌道を描く1球に、打ちに行った宗はインコース打ちのようなスイングでバットを出したものの、スイングの途中で真ん中へと軌道を変えるボールに強引に合わせようとしたのか、ぎこちないスイングで空振り。まるで狐につままれたかのような表情で、ベンチへと引き上げることとなった。松井は続く8番・若月健矢への4球目にも、この“魔球“を披露。宗と同様に、若月を当惑させることとなった。

そのため、ネット上の野球ファンからは、瞬く間に「何だこのボール。去年のコットンのボールみたいな…?」「プロのバッターがあんなスイングさせられること滅多に見ないわ...」「これだけ本当の意味での着払いを見たのは初めての気がする」「オーバースローでこのタイプのシンカーは久しぶりに見たな」「ブリュワーズのデビンウィリアムズが投げる『エアベンダー』に似てますね」「左打者が初見でこの魔球打つのはかなりしんどいな」と、様々な反響が寄せられた。

3月29日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)では、改めてこの“松井の魔球”を取り上げることとなったが、野球解説者里崎智也氏は、「ちょっと潮崎さんのシンカーみたいなね」と、かつてサイドハンドからのシンカーで三振と凡打の山を築いた元・西武ライオンズ潮崎哲也氏が投げていたシンカーを彷彿とさせるものだとした上で、「若干、人差し指と中指に挟んだみたいな感じが、(映像で)さっき見えましたけど。ちょっと(軌道が)フワっとなりますしね。だから、(チェンジアップシンカーで)チェシンカーみたいなね。チェンジアップっぽいのもあるけど、あれでちょっとグッと落ちたら潮崎さんのシンカーみたいなね」と、その特徴について解説しつつ、「対右でもイケるんじゃないですか」「いい武器になるんじゃないでしょうか」と、その効果に太鼓判を押した。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)

「何だこのボール?」「これ打つのはかなりしんどい」巨人・松井颯の“魔球”チェシンカーがスゴすぎる!オリ打線を翻弄した驚異のシンカーにネットざわつく