お笑いコンビ・ずんの飯尾和樹が2日、神奈川県内のスタジオで行われた日本テレビ系ドラマ『花咲舞が黙ってない!』(13日スタート、毎週土曜21:00~)の制作発表会見に登場。会場を大いに盛り上げた。

大手銀行の窓口係から突然、本部の臨店班に異動になった花咲舞(今田美桜)が、毎回訪問する支店で巻き起こる事件や不祥事スッキリ、ズバッと見事に解決していく同ドラマ。飯尾が演じるのは、支店統括部次長の芝崎太一で、平成版の前作で塚地武雅(ドランクドラゴン)が演じた役だ。

「ペッコリ45°よろしくお願いします」とお辞儀しながら挨拶した飯尾。この役について、「まさに中間管理職ということで、バラエティの現場でも大体同じような役割なんで(笑)。大御所は(明石家)さんまさんもお元気で、後輩との中間管理職で、下の世代のパワフルなスピード感のある決断力にどんどん振り回されながら影響されていくという、普段の仕事とあまり変わらない感じで、ちょっと頑張っていきたいと思います」と意気込みを語る。

塚地と会話する機会もあったそうだが、「塚っちゃんが自分お墓を買ったという話しかしてないんです。今度会ったときは、もうちょっと役のお話を聞いて参考にしたいと思います」と反省していた。

その後も飯尾は、随所随所で会見を盛り上げる活躍ぶり。上川隆也がいい声だという話題になると、「メイクさんたちと“いい声ですね”って1分くらい話し合ってました」と報告し、上川は「うれしく思います。この声とまた生きていけるなと思いました」と自信を深めた様子だ。

また、進行の川畑一志アナウンサーが、予定していた質問が尽きてしまい、「時間が余ってるんですけど、飯尾さんどうしたらいいでしょうか?」と助けを求めると、「皆さん、目玉焼きにはしょうゆですか?」と、とっさの判断で回し始め、出演者・関係者・報道陣を沸かせていた。

そんな飯尾の印象について、今田が「すごくアドリブとかも入れてくださって、それが絶妙にクスッとするようなアドリブなので、見どころの一つだと思います」と話すと、飯尾は「おじさんが思いついたことを全部受け止めてくれるんですよ」と感謝。

そこから、今田と山本耕史の運動神経の良さを称賛し、「動きが速いんです。舞ちゃんがスッと画面から外れる時があるんですけど、セリフの5分の1ぐらいでもう姿がないし、ポニーテールだけが画面に残るんです。話聞いたらやっぱり陸上部なんですよね。山本さんもバスケ部だから、席からスッと立ってるので、人生無駄なことはないなというのを学びました」と感心していた。

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