海口税関が明らかにしたところによると、中国南部・海南省の離島免税品では昨年4月1日から「購入時の受け取り」「保証金による受け取り」方式が新たに追加され、この1年間で2種類の新たな受け取り方式による買い物件数は430万件を超え、買い物金額は40億元(約839億円)を超えました。離島免税政策が実施されて以降、買い物額は2220億元(約4兆6556億円)を突破しました。

海南省の離島免税政策は2011年4月に実施されて以降、数回の調整を経て、政策の実質的な価値が絶えず増加しています。2023年4月1日、海南省の離島免税品では「購入時の受け取り」「保証金による受け取り」の受け取り方式が新たに追加され、離島旅客は購入単価が2万元(約42万円)未満かつリスト内にある15種類の商品について、1人当たりの各種類の免税品購入制限数量の要求に基づき、「購入時の受け取り」方式を選択することができ、離島段階の税関は実物を検査しなくなります。購入単価が5万元(約105万円)以上の免税品は、「保証金による受け取り」方式を選択することができ、代金を支払うほか、税関に保証金を支払わなければなりません。離島時に実物を検査した後に保証金は還付されます。

中免集団三亜国際免税城営業部長の葉蓉氏は、「受け取りに関する新政策は顧客の買い物体験を向上させるだけでなく、在庫と店頭物流の回転モデルの最適化にも役立ち、在庫管理コストを大幅に節約することができた」と話しました。(提供/CRI)

海南省の離島免税品では昨年4月1日から「購入時の受け取り」「保証金による受け取り」方式が新たに追加され、この1年間で2種類の新たな受け取り方式による買い物件数は430万件を超えました。