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4月1日、愛子さまが日本赤十字社に初出勤 /(C)JMPA

「愛子さまの配属先はボランティア活動推進室の青少年・ボランティア課で、若手の社会人・学生のボランティアグループの育成や研修などを担う部署です。入社式で辞令を受けられた愛子さまは、報道陣の取材に『身の引き締まる思いがいたしました』と笑顔で述べられていました。皇族としてのご公務とお仕事を両立しながら、常勤の嘱託職員として勤務されます」(皇室担当記者)

3月20日学習院大学をご卒業され、4月1日日本赤十字社に入社された愛子さま。就職に際して2日、宮内記者会からの質問に文書で回答を寄せられた。ご就職を決断された経緯や社会人としての抱負を綴られるなかで、結婚観についてもお答えになられた。

’22年3月17日に臨まれた成年をお迎えになっての記者会見では、「私にとってはまだ先のことのように感じられ、今まで意識したことはございません。理想のお相手については、特別これといったものはございませんが、一緒にいてお互いが笑顔になれるような関係が理想的ではないかと考えております」と語られていた。

それから2年が経ち、今回の文書回答では愛子さまは現在の結婚観についての質問に、次のようにつづられたのだ。

「成年の会見から2年が経過いたしましたが、結婚への意識はその頃と変わっておりません。一緒にいてお互いが笑顔になれるような関係が理想的ではないかと考えております。 両親から具体的なアドバイスを頂いたことは特にございませんが、両親のようにお互いを思いやれる関係性は素敵だなと感じます。

心を動かされる出会いというと大袈裟に聞こえるかもしれませんが、私にとっては、これまでの出会い全てが心を豊かにしてくれたかけがえのない宝物であり、深く感謝しております。これからも様々な出会いに喜びを感じつつ、一つ一つの出会いを大切にしていきたいと思います」

以前とお考えは変わらないものの、ご両親である天皇皇后両陛下を“理想の夫婦”にあげられ、“出会いを大切にしたい”と率直な思いを明かされたのだ。愛子さまのご回答を報じるニュースサイトのコメント欄では、感激する声が相次いだ。

《理想的なご回答!》
《なんか、ほっこりとさせられる結婚感。暖かみのある言葉です》
《愛子様の発表なさる文書は、いつも丁寧でわかりやすく、誠実で思いやりに溢れています》

だがそのいっぽうで、こんな声も……。

《結婚についてもきちんとお答えになるんだ。そのような質問には今後一切答えない などという皇族もいたが》
《愛子さまは「今後も含めお答えするつもりはありません」なんてことは言わないですね、やっぱり》
《どうしてこうも違うのか。。。》
《愛子さまと佳子さま。どちらが早く結婚されるか、興味ある》

愛子さまが結婚観を語られたことで、ご年齢の近い秋篠宮家の次女・佳子さまの“ご回答”を思い起こした人もいたようだ。

佳子さまといえば、’14年12月に成年を迎えるにあたっての記者会見で結婚観と理想の男性像についてこう語られていた。

「結婚につきましては、将来的にはしたいと思っておりますが、来年の春から、また再び大学生になりますし、現在は考えておりません。理想の男性像は、一緒にいて落ち着ける方がいいと思っております」

だが’19年3月の国際基督教大学(ICU)ご卒業に際しての文書回答では、結婚に関する質問にこうお答えになられていた。

「結婚の時期については、遅過ぎずできれば良いと考えております。理想の男性像については、以前もお答えしていますが、一緒にいて落ち着ける方が良いと考えております。相手がいるかについてですが、このような事柄に関する質問は、今後も含めお答えするつもりはございません」

前出の皇室担当記者が言う。

「当時は姉である眞子さんの結婚に関する儀式が、延期されていた時期でした。眞子さんの“よき理解者”である佳子さまは、ご卒業に際した文書回答のなかで『姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています』とエールも送られていました。

佳子さまが一般財団法人『全日本ろうあ連盟』に非常勤嘱託職員として就職されてから、まもなく丸3年になります。今年のお誕生日で、30歳を迎えられますが、宮内庁内では、眞子さんと同じように“30歳での結婚を目指されているのではないか”という声も上がっているのです」

愛子さまと佳子さまは、果たしてどのような未来を選択されるのか。