【WWE】SMACKDOWN（3月29日・日本時間30日／アンカスビル）
エプロンに立つ女子レスラーを、セカンドロープから強引にリフトして雪崩式のスーパープレックス（ブレインバスター）でぶん投げる力技が炸裂。元ウェイトリフティング選手の経歴を持つ女子レスラーが見せた異次元の背筋力に驚きの声があがった。
衝撃のシーンは、元WWE女子王者ビアンカ・ベレアとダコタ・カイの試合で起きた。ビアンカ得意のフィニッシャー『キス・オブ・デス(KOD)』を、ダコタにロープを掴んで封じられるも、ここで驚きの“力技”を発揮する。
エプロンにエスケープしたダコタに対し、ビアンカはリング内からセカンドロープに足をかけて強引に引き上げようとする。雪崩式攻撃を狙うには明らかに無理がある体勢に、実況の藤沢俊一郎アナウンサーも思わず「え？ そこから」と本音を漏らすが、そのまま軽々とダコタをリフトしてトップロープに運びスーパープレックスの体勢へ。
解説の堀江ガンツ氏も「引っこ抜きましたね…」と驚くなか、スーパープレックスを完成させ投げきった。このシーンに藤沢アナウンサーは「ダコタ・カイ、ぶら下がり状態になりましたよね…とんでもない背筋力、腕力！」と興奮気味に表現した。
ファンも「ビアンカのパワー」「すげえパワー」「そうはならんだろう…」とあ然。堀江氏は「（ビアンカは）ウェイトリフティングの実績もありますけど、体のバランスも素晴らしい」とビアンカの体幹の凄さにも言及していた。
試合はビアンカが2度目のトライで「キス・オブ・デス（KOD）」を成功させてダコタにフォール勝ちを収めるも、乱入した“カブキ・ウォリアーズ”カイリ・セイン＆ASUKAの襲撃を受ける展開に。しかしナオミと、この日契約したジェイド・カーギルが救出に加わるなど、刷新されたメンバーによる正規軍誕生を匂わせる新たな展開を迎えた。
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（ABEMA／WWE『SMACKDOWN』）
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