西~東日本は雨多く“まるで梅雨…”お花見日和はいつ?

(解説:#気象予報士 #穂川果音)


きょう正午時点での雨雲の様子です。
今日は西日本から東日本の広い範囲で雨となっており、
特に九州北部を中心に雨の降り方が強まっています。
午前中は、長崎の佐世保で1時間降水量51.5ミリと非常に激しい雨も観測しています。


さて、この先ですが、雨はどうなるでしょうか。
雨雲の予想を見ていきます。
この先、夕方以降は、東北南部にまで雨雲が広がる見込みです。
そして夜にかけても、西日本や東海地方を中心に雨の降り方が強い状況が続きます。
局地的には激しい雨の降る所がありそうです。


太平洋側の地域では大気の状態が不安定となりますから、急に強まる雨や雷雨・突風にも注意してください。
そして、この雨ですが、明日の朝にはやむところが多くなりそうです。


では、改めて明日の全国の天気をマークで見ていきます。
雨のマークがついていますが、九州から東北地方雨が降っても朝までとなります。
ただ、雨が止んでもすっきりとしない天気の所が多く、日本海側の地域ではにわか雨の所もあるでしょ。
気温は今日よりも高くなる所が多くなりそうです。
北海道では、日本海側の地域では晴れていても、太平洋側の地域では雨や雪の降る所がありそうです。


さて、この先ですが、お天気の傾向どうでしょうか。
予想天気図で見ていきたいと思います。
この先ですが、日本の南には前線が停滞しているのが分かります
この前線が南下する金曜日から土曜日にかけては日差しが期待できそうなんですが、
日曜日からはこの前線が北上をし、本降りの雨となるタイミングもありそうです。
特に今度の日曜日、そして週明けの火曜日は、雨の降り方が強まる可能性もありますので、
最新の気象情報を必ず確認するようにしてください。
そしてこの雨と聞くと、この先花見をいつにしたらいいの?
と気になっている方は多いかと思います。


こちらは、現在の最新の桜開花満開状況を色別で分けたものになります。
薄いピンク色のところが開花発表のあったところ、
濃いピンク色のところが満開の発表があったところです。
今日も松江と和歌山で桜が満開になったと便りがありました。

既に東北南部にまで桜前線が北上しているわけなんですが、
いつお花見をしたらいいのかというと、お勧めは今週の金曜日と土曜日になります。
雲は多いながらも、隙間から日差しが期待できそうです。
このタイミングでお花見がいいかと思いますというのも、今度の日曜日からは曇りや雨の天気の日が続きそうです。

そして、一方で、北日本ではこの先は晴れて、この時期としては気温の高い日が続く予想です。
桜の開花は、まだの所では桜の成長がどんどんと進んでいきそうです。
一方で、沖縄ではこの先は曇り、雨の天気の日が続くでしょう。

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