広東省広州市気象当局は3月30日、中国の気象業界基準「気候季節区分」(GB/T 42074-2022)と広州の最近の気象データに基づき、広州は3月23日に気象学的に「夏入り」したと発表した。1961年以来で、最も早い夏入りとなった。3月20日には、北京市気象局が3月13日に北京が「春入り」したと発表していた。つまり北京がようやく「春入り」したわずか10日後に、広州は早くも「夏入り」したことになる。

微博(ウェイボー)のアカウント「広東天気」によると、現時点で、広州のほかにも、広東省の仏山や江門、中山、揭陽、東莞、茂名、さらに湛江の一部の市・県がすでに「夏入り」を宣言している。

気象当局の最近の広州の気温モニタリングデータに基づいて、広州市気象当局は、3月23日に気象学的に「夏入り」したと発表した。1961年から現在までの気象データの中で最も早い夏入りとなった。これまで最も早かった夏入りは2021年の3月26日だった。

広州の例年の夏入りの平均は4月16日で、北京は5月20日となっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

広東省広州市気象当局は3月30日、中国の気象業界基準「気候季節区分」と広州の最近の気象データに基づき、広州は3月23日に気象学的に「夏入り」したと発表した。