2024年6月2日(日)~18日(火)明治座にて上演される、『中村雅俊芸能生活50周年記念公演』のメインビジュアルが発表となった。

俳優、歌手として、長きにわたり第一線を走り続ける中村雅俊。芸能生活50周年を迎える今年、その集大成ともいえる待望の記念舞台を行う。

本公演は昭和歌謡音楽劇とコンサートの二本立ての構成で、中村雅俊の魅力を存分に楽しむことができる特別なステージだ。第1部の『どこへ時が流れても~俺たちのジュークボックス~』は、本公演のために書き下ろされる新作音楽劇。中村雅俊の楽曲と同名タイトルで、登場人物の心情を昭和歌謡で表現しながら、笑いがありつつもホロっと泣けるような、どこか懐かしくあたたかみのある物語。上演台本・演出・振付にあたるのは、ミュージカルを多く手掛けてきた玉野和紀。脚本は、演劇にとどまらず映像にも活躍の場を広げる堤泰之が務める。出演者は、中村雅俊の他、コロッケ久本雅美をはじめ、林翔太、土生瑞穂、小川菜摘、松田悟志、玉野和紀、田中美佐子という錚々たる顔ぶれが集結。昭和を代表する歌謡曲のメロディに乗せながら軽快なタッチで描く、踊って歌って笑って泣けるハートフルコメディ音楽劇となる。

『中村雅俊芸能生活50周年記念公演』第1部出演者

中村雅俊芸能生活50周年記念公演』第1部出演者

第2部のコンサート『MASATOSHI NAKAMURA LIVE -look back with smile , look ahead with pride.-』では、中村雅俊のヒット曲を中心としたライブが堪能できる。そして、この記念すべきステージならではの演出をふんだんに盛り込んだライブパフォーマンスが披露される。

そして、今回公開されたのは、本公演の昭和感溢れるレトロでポップなメインビジュアル。第1部の『どこへ時が流れても~俺たちのジュークボックス~』は設定は現代だが、メインビジュアルは中村雅俊がデビューした1970年代の世界観。物語のキーアイテムとなるジュークボックスを中心に、70年代を意識した衣裳に身を包みながら、賑やかで楽しさ溢れる表情のキャスト達。今にも昭和歌謡のメロディーが流れてきそうな懐かしくも新しいレトロポップな雰囲気のビジュアルとなっている。

さらなる進化を続ける中村雅俊の世界。本公演では、「歌って踊って笑って泣けるハートフルコメディ音楽劇」のキャッチフレーズに相応しいエンターテインメント作品をおくる。

【第1部】『どこへ時が流れても~俺たちのジュークボックス~』
■STORY
宮城県のとある田舎町。海岸近くにある「スターリバー・カフェ」は、50 年前に星川誠の両親が開いたカフェ&バーである。
店は小綺麗でアメリカンレトロな内装なのだが、古くて汚いジュークボックスが異彩を放っている。何故なら東日本大震災で店は流され、ジュークボックスだけが形をとどめていたからだ。10年前、誠は店を再建する際、このジュークボックスを店内に置こうと決めた。そして 2024年のある日、動かないはずのジュークボックスが音楽を鳴らし始める……。

【第2部】『MASATOSHI NAKAMURA LIVE -look back with smile , look ahead with pride.-』
「ふれあい」「俺たちの旅」「恋人も濡れる街角」をはじめとしたヒット曲はもちろん、明治座ならではの趣向を凝らした演出で魅せる、デビュー50周年を記念した特別なステージ。

 

『中村雅俊芸能生活50周年記念公演』第1部『どこへ時が流れても~俺たちのジュークボックス~』メインビジュアル