「フォレスト・ガンプ 一期一会」「キャスト・アウェイ」のロバート・ゼメキス監督とトム・ハンクス、ロビン・ライトが再びタッグを組んだ新作映画「Here(原題)」が、賞レースに向けて11月15日に米国で公開されることがわかった。米ハリウッド・レポーターが報じた。

ソニー・ピクチャーズ製作の本作は、リチャード・マクガイアの同名グラフィック・ノベルを基に、何世代にもわたる複数の家族と、彼らにとって特別な場所についての物語。ハンクスとライトの他、ポール・ベタニー、ケリー・ライリー、ミシェル・ドッカリーが共演する。

脚本はゼメキス監督とエリック・ロス。ゼメキス、ジャック・ラプキ、デレク・ホーグ、ビル・ブロックがプロデューサーを務める。

本作では、「メタフィジック・ライブ」として呼ばれる、人工知能をベースとした生成ツールを使って、俳優たちの外見を加工すると言われている。ゼメキス監督は昨年、「俳優たちがシームレスに若いバージョンに変身しなければ、この映画は成立しない」と米ハリウッド・レポーターに語っていた。

「フォレスト・ガンプ 一期一会」(1994)は、第67回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞、脚色賞など6部門を受賞した。

新作は賞シーズン直前の公開へ Photo by Alberto E. Rodriguez/Getty Images Photo by JB Lacroix/WireImage/Getty Images