「STARTO ENTERTAINMENT」取締役COOで20th Centuryの井ノ原快彦(47)、俳優の山田裕貴(33)が3日、きょう初回放送を迎えるテレビ朝日系ドラマ『特捜9 season7』(毎週水曜 後9:00)の座談会に登場した。

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 2006年にスタートした『警視庁捜査一課9係』時代から、『特捜9』(2018年~)を経て、通算19シーズン目となる今作のテーマは“多様性”。特別捜査官の主任・浅輪直樹を井ノ原、その部下で巡査の新藤亮を山田が演じる。

 『特捜9 season1』からチームに加わった山田だが、その魅力について井ノ原に聞くと「たぶんこんなすごい人いないと思いますけどね。『特捜9』以外のドラマや映画で見る山ちゃん(山田)とここにいる山ちゃんは全然別人に感じる。それは俳優としてすごいことだし、人としても、(いろんな作品で)主演を張っている人がここに来て、ふっと昔からのキャラクターや立場、素のトークが、最初の頃の山ちゃんと全く印象が変わらない。これはやっぱり人間力なのかなと思います。食事に行っても、いつも真剣にしゃべってくれますし、こんな人間力のある人ってそうそういない」と褒めたたえた。

 対して、山田も井ノ原の魅力を「返す言葉になってしまいますが、僕が出会った中でこんなに人間力のある人に出会ったことがない。本当にこの人と一緒にお仕事をするために頑張ろうと思える。season1から何年経ってもそう思う」と信頼を寄せる。

 続けて「特にこのご時世、言葉選びってものすごく大事だと思うんですが、井ノ原さんは明るい言葉選びだったり、優しい言葉選びだったり、それを選んで人に発言できるってすごい。自分が苦しい時や悲しい時、つらい時もあるはずなのに、その言葉が嘘じゃなく心から出る人を僕は見たことがない。俳優さんとしてだけじゃなく、人として尊敬している」と熱く語った。

 さらに「僕が悩んで、初めて泣きながら井ノ原さんに電話したことがある」と打ち明け、「その時に『山ちゃん、これは笑い話だよ。笑いに変えられるよ』って言って励ましてくれたことがあって。あれはめちゃくちゃうれしかった」と二人の関係性が垣間見えるエピソードも披露した。

山田裕貴(左)を褒めたたえた井ノ原快彦(右) (C)ORICON NewS inc.