テレビ番組の録画にはレコーダーが大活躍。テレビの近くに置いて使うのが一般的ですが、実は避けるべき設置の仕方が複数パターンあるそうです。

本記事では避けたい設置例について、SHARPの公式サイトからご紹介します。これを機に、何気なく設置しているレコーダーの置き場を見直してみましょう。

放熱できるよう設置するのがポイント

レコーダーの設置の仕方についてはあまり考えたことがなく、「ちょうどよく収まる箇所に置いている」という人は多いはず。

しかしSHARPの公式サイトにも書かれているように、放熱についてしっかり考えた上で置き方を決める必要があります。

設置環境によっては、レコーダー本体内部で発生する熱が逃げられないため、正常に動作ができなくなることがあります。

SHARP公式 ーより引用

レコーダーは使っている時に熱を発するため、放熱しにくいような設置の仕方はNGです。熱をしっかり逃がせるようゆとりを持たせて設置してください。

避けたいレコーダーの設置例7つ

次に、SHARPの公式サイトで紹介されているレコーダーのNG設置例を見ていきましょう。

1.日光や温風が直接当たっている

直射日光や暖房器具の温風が直接当たる場所にレコーダーを設置するのは避けましょう。本体が劣化するのに加え、火災の原因にもなりかねません。

2.通風孔を塞いでいる

レコーダーを衝撃から守ろうと、布でくるんで設置するのもNGです。通風孔を塞いでしまうと放熱できず、レコーダー本体の温度が下がりにくくなります。

3.隙間がないような狭い場所に収納している

狭い場所にレコーダーを収納していて、壁と本体とのスペースにゆとりがない場合は、広い場所に移動させてください。一定の隙間が確保できている場所であれば、放熱しやすいでしょう。

4.扉を閉じて収納している

テレビ台の中など、扉のある場所にレコーダーを設置するのも避けましょう。扉を閉めていると熱が中にこもりやすくなり、十分な放熱ができません。

扉を開けて使用するか、背面に放熱のための穴を開けるのがおすすめです。

5.ほかのレコーダーと重ねる

レコーダーは場所を取りやすいため、省スペースで収納したいところ。しかしほかのレコーダーと重ねて収納してしまうと、放熱しにくくなってしまいます。それぞれ別の場所に設置しましょう。

6.レコーダーの下にものを挟む

レコーダーの高さを調節しようと、レコーダーの下に本や雑誌などの冊子を挟むのは避けましょう。挟んでいる場合は取り除いてください。

7.レコーダーの両脇を塞ぐ

レコーダーの両脇にものを置くのもNGです。放熱しにくくなるため、両脇に置いてあるものを排除しましょう。

レコーダーはテレビ番組の録画に欠かせない家電。しっかり放熱できる環境を整えなければ不具合が起きてしまうことがあります。

自宅での設置の仕方が正しいか確認し、間違っている場合は放熱しやすくなるよう設置方法を変えてみてください。


[文・構成/grape編集部]

出典
SHARP公式
※写真はイメージ