左)『朽ちないサクラ』、右)シリーズ第2作となる『月下のサクラ』 柚月裕子/著(ともに徳間文庫)

 

株式会社徳間書店 (本社:東京都品川区上大崎 代表取締役社長:小宮英行)が発刊する人気ミステリー作家・柚月裕子さんによる『朽ちないサクラ』(徳間文庫)が、最新の重版を経てシリーズ累計30万部を突破したことをお知らせいたします。本書はヒロインである警察広報職員の森口泉(もりぐち・いずみ)が醜い組織の闇に立ち向かう姿を描いたベストセラー警察小説で、主演・杉咲花さん映画化でも話題。シリーズ第2作となる最新刊『月下のサクラ』(徳間文庫)も書店売上に続々ランキング入りを果たすなど注目を集めています。映画「朽ちないサクラ」は6月21日(金)よりTOHOシネマズ日比谷他にて全国公開予定。

  • 小説『朽ちないサクラ』あらすじ

警察のあきれた怠慢のせいでストーカー被害者は殺された!?

警察不祥事のスクープ。新聞記者である親友に裏切られたのか……口止めした警察広報職員の森口泉は愕然とする。情報漏洩の犯人探しで県警内部が揺れる中、親友が遺体となって発見された。泉は、警察学校の同期・磯川刑事と独自に調査を始める。

次第に核心に迫る二人は、やがて事件に潜む醜い闇を知ることとなる。

(解説:村上貴史)

  • 著者プロフィール

柚月裕子ゆづきゆうこ

1968年岩手県生まれ。2008年『臨床真理』で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。2013年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、2016年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。同年『慈雨』で〈本の雑誌が選ぶ2016年度ベスト10〉第1位を獲得した。他の著書に『最後の証人』『検事の死命』『あしたの君へ』『合理的にあり得ない』『盤上の向日葵』などがある。

  • 著者コメント

警察の不祥事で起きてしまったストーカー事件を軸に、主人公の泉は親友の死の謎と、事件の真相、社会の闇に迫っていきます。困難に立ち向かっていく泉たちの活躍を、一緒に応援していただけますと嬉しいです。

──柚月裕子

  • 書誌情報

『朽ちないサクラ』(徳間文庫)

著者:柚月裕子

刊行:2018年3月

定価:748円(税込)

判型:文庫判

ページ数:416P

カバーフォト:中村淳

ISBN:978-4-19-894323-3

発行:徳間書店

全国の書店、ネット書店にて好評発売中

★試し読みできます↓

徳間書店https://www.tokuma.jp/book/b493997.html

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  • 映画情報

『朽ちないサクラ

出演:杉咲花 萩原利久 豊原功補 安田顕

原作:柚月裕子『朽ちないサクラ』(徳間文庫)

監督:原廣利

脚本:我人祥太 山田能龍

製作幹事:カルチュア・エンタテインメント

配給:カルチュア・パブリッシャーズ

制作プロダクション:ホリプロ

製作:映画「朽ちないサクラ」製作委員会(カルチュア・エンタテインメント、U-NEXT、TCエンタテインメント、徳間書店ホリプロムービックnullus)

(C)2024 映画「朽ちないサクラ」製作委員会

公式サイト:culture-pub.jp/kuchinaisakura_movie

X/Instagram:@kuchinai_sakura

6月21日(金)TOHOシネマズ日比谷他全国公開!

私は前に、前に進む――。

組織に巣くう不条理な倫理。刑事・森口泉が闇に挑む。

『月下のサクラ』(徳間文庫)

著者:柚月裕子

刊行:2024年2月

定価:902円(税込)

判型:文庫判

ページ数:496P

ISBN:978-4-19-894917-4

発行:徳間書店

全国の書店、ネット書店にて好評発売中

徳間書店https://www.tokuma.jp/book/b641231.html

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念願かない警察広報職員から刑事になった森口泉。記憶力や語学力を買われ、希望していた機動分析係へ配属された。自分の能力を最大限に発揮し、事件を解決に導く――。だが配属当日、会計課の金庫から約一億円が盗まれていることが発覚。メンバー総出で捜査を開始するが、犯行は内部の者である線が濃厚だった。署が混乱する中、さらに殺人事件も発生。組織の闇に泉の正義が揺れる。

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