フリーアナウンサーの古舘伊知郎(69歳)がMCを務め、経営者たちと日本の経営について熱く議論する新番組「FOR JAPAN」(ABEMA)が、4月5日にスタートする。それに伴いインタビューに答え、もうすぐ迎える“70歳の節目”について語った。

新番組「FOR JAPAN」では、「日本を経営せよ」という副題のもと、結果を出している実力派経営者たちが日本の「運営・経営」について熱い議論を展開。2023年にBS11で放送され、このたびABEMAに移籍した。

放送を記念して行われたインタビューで、古舘は「地上波の番組が似たり寄ったりしてしまっている中で、インターネットテレビだからこそできることもあるなと思います。こうした討論番組がインターネットテレビで復活することも、“古きを訪ねて新しきを知る”ですよね」と、番組への熱い思いを語る。

さらに、日本の現状について「デフレからインフレになっていく流れの中で、値上げなどで辛いことはありますが、もし賃上げが多少追いつくようなことがあれば、目下の状況でも日本人の良さが発揮できるのではないか」と持論を展開した。

また、「今年12月に70歳の節目を迎えられる古舘さん。今後の目標や、挑戦したいことはありますか?」との質問には「まったくないです。70歳で古希を迎えるとか、そういうことを考えるのはどうなんだろうと思っています。『もう歳だから』『節目だから』と思うのは全然面白くない。生きていられる限りは、何歳になっても通過点。だからあまり豪華なお祝いをされたりすると、僕死んじゃうかもしれないです(笑)。実年齢や平均寿命という神話はあまり意識していないですね。『お前はいくつだ』と聞かれたら、僕は『38億歳』と答えるようにしていますよ。地球という星で原始となる生命体が生まれたのは38億年前と言われているのでね。その単細胞からずっと繋がっている集合体として、僕はここにいるのですから……。すみません、この話は全部カットしていただいて構いません(笑)」と語った。