続々とラインナップが発表されている2024年4月クールの新ドラマ。今期も生田絵梨花長濱ねるなど、女優として活躍している“坂道卒業生”の出演が予定されている。そこで本記事では、この春にドラマでの活躍が期待されるメンバーをピックアップし、注目ポイントと共に紹介したい。

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4月10日リリースの1stEP『capriccioso』でソロデビューを控えるなど、女優のみならずアーティストとしても活躍している生田絵梨花。昨年はドラマ『こっち向いてよ向井くん』(日本テレビ系)で主人公の元恋人役を演じて注目を集めた生田だが、この春は、4月15日からスタートのドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(カンテレフジテレビ系)への出演が決定。同作は、脳外科の世界に身を置きながらも、自身も記憶障害を持つ脳外科医・川内ミヤビ杉咲花)が、苦悩と葛藤の中から再び“医師”という仕事と向き合い、希望を見出していく人間ドラマだ。愛のない政略結婚を推し進める脳外科秘書・西島麻衣を演じる生田は、公式コメントでは、「純粋に人を想う麻衣の心を根底に感じて対話していきたいなと思います」と意気込みを明かしていた。

また、『ウソ婚』(カンテレフジテレビ系)や『院内警察』(フジテレビ系)など話題作への出演が続いている長濱ねるは、今期は4月8日から放送が始まる『366日』(フジテレビ系)に出演。同作はHYの楽曲「366日」の世界観に着想を得たオリジナルストーリーで、高校時代に実らなかった恋をかなえようと再び動きだした男女が、予期せぬ悲劇に直面しながらも、愛する人を想い続ける壮大な愛の物語だ。長濱が演じるのは、主人公・雪平明日香(広瀬アリス)の親友で、おっとりしているように見えるが、頑張り屋で負けず嫌いの下田莉子。公式コメントでは、演じる上での心掛けとして、「忘れられない人や時間、過去の心残りなど、自分のこれまでに重ねながら、この作品と向き合いたいです」と明かしていた。女優として着実に経験を積んでいる長濱だが、初の月9ドラマへの出演でさらに演技の幅を広げていくことを期待したい。

そして、2022年に日向坂46から卒業した渡邉美穂は、卒業後はクィーンビーに所属し、女優として精力的な活動を展開している。2023年は『ブラザー・トラップ』(TBS系)や『SHUT UP』(テレビ東京系)などで存在感を発揮してきた渡邉が、4月から放送される、敏腕女探偵が恋愛トラブルを“強奪”によって解決していくエンターテインメントドラマ『あなたの恋人、強奪します。』(朝日放送テレビ)への出演が決定。彼氏のDVに悩み、探偵事務所“オフィスCAT”に依頼をしに来る早川梨沙を演じる渡邉は、「依頼人として登場した時の梨沙と、オフィスCATで働くようになってからの梨沙のギャップをしっかり演じ分けられるようにしたいです」とコメントしており、作中における梨沙の変化を巧みに表現してくれそうだ。

また、冬クールでは、『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』(テレビ東京系)などに出演していた生駒里奈は、今期は『社内処刑人~彼女は敵を消していく~』(カンテレ)に出演する。同作は、カンテレが“リベンジ・復讐”をテーマに制作するドラマ企画の第2弾。中村ゆりかとW主演を務める生駒が演じるのは、純粋だが地味で内向的な派遣社員・浅見ほのかだ。同じく主演の中村は、生駒について、「初めてお互いに役に入る本読みの時に生駒さんのお芝居を見て“もうこれはほのかだ!”と思いました」と明かしつつ、「今後一緒にお芝居していくのが楽しみです!」とも語っており、生駒と中村がどのような化学反応を見せてくれるのか注目だ。

この春もさまざまなドラマへの出演が決定し、注目が集まっている坂道卒業生。アイドル卒業後も輝き続ける彼女たちが、新ドラマで見せる演技に期待したい。

生田絵梨花・長濱ねるら、2024年春ドラマでの多彩な活躍に期待したい坂道卒業生