株式会社JSOL(以下、JSOL)は、サイバーセキュリティに特化したスタートアップである、株式会社フォアーゼット(以下、フォアーゼット)と業務連携を開始します。今回の連携により、JSOLはフォアーゼット独自の知見に基づく、最先端のサイバーセキュリティサービスを企業に対して提供可能になります。また、2024年5月より、同社と共同でサイバーセキュリティ研究会を発足し、日本におけるサイバーセキュリティ対策の新たな基準の提供およびセキュリティリテラシーの向上を目指します。

近年、多くの企業がシステムから得たデータの活用により、競争優位性を確立しようとしています。一方で、サイバー攻撃による脅威は日々増大しており、データの取得や活用におけるセキュリティを含めた統合的なアプローチが必要です。しかし、求められる水準のサイバーセキュリティサービスを提供できる専門家が、個々の企業だけでなく市場全体で不足しています。

JSOLでは、こうした課題解決の一助となるべくフォアーゼットと業務連携を開始しました。フォアーゼットは、企業や政府機関に対して脆弱性診断やペネトレーションテストなどサイバー攻撃者目線でのセキュリティサービスやサイバーセキュリティに関する組織構築の対策コンサルティングを提供しています。また、ベトナムのDuyTan大学にてサイバーセキュリティ教育・研究を実施するなど(※1)、高度セキュリティ人材の育成にも取り組んでいます。今回の業務連携により、JSOLがこれまでに培ってきた企業に対するIT課題解決力に、フォアーゼットの知見を加えることで、最先端のサイバーセキュリティサービスを提供します。

加えて、サイバーセキュリティにおける最新の知見の提供と、企業間の情報連携の促進によるセキュリティリテラシーの向上を目指し、日本企業および日本国内法人のITセキュリティ担当部門を対象としたセキュリティ研究会を共同で2024年5月に発足します。同研究会では、最新のセキュリティトレンド情報やハッカー視点でのコンテンツなどの提供に加え、ホワイトハッカーとの交流、セキュリティ業界の第一人者による講演、参加企業におけるセキュリティ対策の共有など、セキュリティ強化に向けた研究を進めていきます。さらに、ホワイトハッカーに対する市場認知の向上に努めるとともに、教育や企業への派遣、フォアーゼットが開発・運営を行うバグバウンティプラットフォームを通して、ホワイトハッカーの活躍機会を創出することで、持続的なセキュリティ人材の育成を通じた企業・行政・団体への価値提供に努めます。

※1 日越外交関係樹立50周年記念事業として認定

■株式会社フォアーゼット

(本社:東京都千代田区、代表取締役:田中 悠斗)

https://z.fore-co.ltd/

当社は、政府機関や民間企業に対して、攻撃者視点でのサイバーセキュリティソリューションを提供する企業です。脆弱性診断/ペネトレーションテスト/レッドチームオペレーションなどのソリューション提供を行うのみならず、東南アジア地域(ベトナムDuy Tan大学 等)の大学機関におけるホワイトハッカー育成の教育活動、最新のサイバー攻撃や脅威動向の調査や最新技術の研究開発を行っています。

■株式会社JSOL

(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:永井 健志)

https://www.jsol.co.jp/

株式会社JSOLは、株式会社NTTデータと株式会社日本総合研究所が出資するシステムコンサルティング・ソリューションインテグレーターです。

2006年の設立以来、製造、流通サービス、金融、公共分野で培った豊富な業務ノウハウとシステム開発力、エンジニアリングサイエンス分野における先進的な解析技術に強みを持ち、お客さまの価値向上に貢献しています。

※本リリースに記載されている内容は予告無く変更することがあります。

※本リリースに記載されている製品名、会社名は各社の商標または登録商標です。

配信元企業:株式会社JSOL

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