吉井監督もソトの爆発力に期待をかける(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 ロッテに新加入したネフタリ・ソトが存在感を発揮し始めた。「3番・DH」で出場した4月3日ソフトバンク戦では1点を追う6回に相手先発の東浜巨から同点となる今季初アーチをかけた。

 真ん中低めの直球を一閃、打った瞬間にそれと分る完璧な打球を放つとゆっくりダイヤモンドを1周。これがロッテに移籍後、自身初アーチ、チーム1号となった。

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 昨季までDeNAに6シーズンにわたって在籍。2018年に41本塁打、19年には43本塁打をマークし2年連続の本塁打王に輝いている。昨年パ・リーグ本塁打王に輝いたグレゴリー・ポランコとともに打線に厚みを加える存在として期待されている。

 そんなソトの打席について、SNSでは話題となっていることがある。自身の応援歌だ。

 一部では”魔曲”とも称される助っ人の応援歌は、独特なメロディーと声援でどこか不気味な雰囲気を醸し出す。熱狂的なロッテファンの声量も相まって、SNS上では「ものすごく宗教的」「囚われたかのように頭から離れない」などの声が相次ぎ、先の本拠地で行われた開幕カードでは「X」で一時「ソトの応援歌」がトレンド入りするほどだった。

 ソト本人もこの応援歌には「いい感じ。頭に残るような感じ」と、力を得ているという。

 今季のパ・リーグでは、巨人からソフトバンクに移籍したアダム・ウォーカー、同じく西武からソフトバンクにFAで移籍した山川穂高など新しい顔ぶれによる本塁打王争いも楽しみとされる。持前の長打力でその一角に加われるか、独特な応援歌とともに注目の存在となりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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