代替テキスト

この春から、日本赤十字社に入社された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま。青少年・ボランティア課へのご配属となり、今後ボランティアの育成や研修などに従事されるという。

さらに4月2日、ご就職に際し、宮内庁を通じて文書を寄せられた。そこで、卒業後の進路として日本赤十字社への就職を選ばれたきっかけについてこのようにつづられた。

《私は、天皇皇后両陛下や上皇上皇后両陛下を始め、皇室の皆様が、国民に寄り添われながら御公務に取り組んでいらっしゃるお姿をこれまでおそばで拝見しながら、皇室の役目の基本は「国民と苦楽を共にしながら務めを果たす」ことであり、それはすなわち「困難な道を歩まれている方々に心を寄せる」ことでもあると認識するに至りました》

また、昨今の災害の被災地に赴き活動を続けるボランティアの姿を目にしたことや、中学・高校時代からの親しい友人から、東日本大震災の復興支援での活動の様子を聞かれたことなどからボランティア活動への関心を抱くように。

そのうえで、「公務以外でも、様々な困難を抱えている方の力になれる仕事ができればと考えるようになり、大学卒業後は社会に出て、福祉関係の仕事に就きたいという思いを抱くようになりました」と福祉関係の職への想いが強くなられたという愛子さま。

日本赤十字社によるご進講や企画展を通し、同社の活動について理解を深められた結果、《社会に直接的に貢献できる日赤の活動に魅力を感じ、両親に相談いたしましたところ、社会のお役に立てるとても良いお仕事なのではないかと背中を押していただき、日赤でお勤めすることを希望いたしました》と明かされた。

「愛子さまは幼い頃から、天皇皇后両陛下や上皇上皇后両陛下が御公務に取り組まれる姿を近くでご覧になっていらっしゃいます。

おととし行われた20歳の成年に伴う会見でも、皇室が最も大切にすべき精神は” 国民の幸福を常に願い、国民と苦楽を共にしながら務めを果たす”ことだとおっしゃられていて、これまでもその精神を体現されてきました。

女性皇族が成年されるとティアラを制作されるのが通例ですが、愛子さまはこれまで3度にわたって制作を辞退されています。愛子さまにはティアラを作ってほしいという声も多く上がっていますが、物価高で苦しむ国民感情に配慮されて固辞されたそうです」(皇室担当記者)

日本赤十字社就職の理由で、またも示された愛子さまの国民に寄り添う気持ち。ネット上ではそのお心に感動する声が相次いで寄せられた。

《皇室の役目の基本は『国民と苦楽を共にしながら務めを果たす』ことであり、それはすなわち『困難な道を歩まれている方々に心を寄せる』!?→さすが国民に寄り添う愛子様です、、、。》
《愛子さま、公務と仕事の両立に悩まれながらもはっきりとしたご自分の意志で福祉、ボランティア方面の仕事を希望されたことがわかって涙が出ました ご立派な青年皇族になられていますね》
《国民にとって本当に、心の支えになり、しかも暖かさが感じ取れる貴重なお言葉だと思います》