夢枕獏のベストセラー小説を、山崎賢人主演で実写化する『陰陽師0』が4月19日(金)に公開される。このたび、本作の特別PV第4弾「呪術最強編」が解禁となった。

【写真を見る】加門七海による呪術監修のもと生まれた迫力の呪術シーンが展開

原作は、1988年に刊行され、35年経った現在でも定期的に新刊が発売されている夢枕の「陰陽師」。シリーズ累計発行部数は680万部を超え、アジア、ヨーロッパなど世界でも人気を集めている。本作は、そんな長きにわたり愛されている人気コンテンツを、原作者の夢枕全面協力のもと、『K-20 怪人二十面相・伝』(08)、「アンフェア」シリーズの佐藤嗣麻子がメガホンをとり実写化するもの。監督、呪術監修は「呪術の日本史」監修の加門七海が担当。呪術の天才と呼ばれながらも陰陽師になることに全く興味がない若き安倍晴明を、山崎が演じ、安倍と衝突しながらもともに事件の解決に挑む貴族、源博雅を染谷将太が演じる。また、奈緒、安藤政信、村上虹郎、板垣李光人、國村隼、北村一輝、小林薫ら豪華キャストが共演するほか、主題歌にはBUMP OF CHICKENの新曲「邂逅」が決定していた。

今回解禁されたのは、若き安倍と呪術のはじまりを描く、特別PV第4弾「呪術最強編」。これまで数々の有名アニメ作品のキャラクターたちを演じ、名実ともにトップクラスの声優、緒方恵美がナレーションを務めるなか、平安京の闇を祓う、若き安倍の呪術シーンが映しだされていく。舌を噛みそうなほど長文の呪文を、すらすらと唱える安倍の姿からはじまり、空間を切り裂く、敵の呪を封印する、結界を張る、そして、秘められた強大な力を召喚するといった、劇中で描かれる呪術の役割を迫力溢れる映像とともに解説。呪術監修を務めた加門七海による映画独自の呪文や印が登場し、呪術好きはもちろん、これから映画を観る人にもぴったりな内容となっている。

アクションや友情、謎解きの要素も融合された呪術エンターテイメント。本作の公開に期待が高まる。

文/鈴木レイヤ

山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記

山崎賢人演じる若き安倍晴明が平安京の闇を祓うシーンがPVで解禁に/[c]2024映画「陰陽師0」製作委員会