【MLB】ドジャース5－4ジャイアンツ（4月2日・日本時間3日／ロサンゼルス）
ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」でスタメン出場したジャイアンツ戦は終盤、1点を争う緊迫した攻防が繰り広げられた。そんななかドジャースが誇るMVPトリオのひとり、リードオフマンにして主砲のベッツが見せた仕草が「格好いい」と注目を集めた。
ベッツのチームトップとなる5号ホームランなどでドジャースが5-4とリードして迎えた8回、ジャイアンツは先頭のソレアがヒットで出塁する。ここでベンチはソレアに代えてフィッツジェラルドを代走に送る。1点差の終盤、無死一塁で俊足のランナーということで、解説の里崎智也氏も盗塁の可能性に言及。大リーグ評論家の福島良一氏も「ジャイアンツはこの試合、先頭バッターが塁に出ると必ず点を取っている」と指摘し、勝敗の行方を左右する重要な局面だとした。
この緊迫した場面で、現地映像はショートを守るベッツを捉える。実はベッツも警戒を強めていたようで、投手に向かって一塁ランナーをケアするようにジェスチャーで伝えた。リプレーで流れたその仕草は、一塁を指さしながらその指を足に見立てて動かし“走ってくるぞ”と言っているようなもの。何気なく見えてリーダーの風格のようなものも感じさせるジェスチャーに、視聴者から「ベッツかっこえーなー」「ベッツは本当に凄い」など酔いしれる声が上がった。
執拗に牽制を交えるヒリついた展開が続いたが、なんとかここを凌いだドジャースが1点差を逃げ切り勝利。バッティングだけでなく守備でもベッツがスターらしさを見せつけた一戦となった。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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