MS-Japan（東京都千代田区）は、「管理部門・士業の年収中央値ランキング2024」を発表した。職種・資格別の年収中央値の1位は「公認会計士」（950万円）、2位は「弁護士」（800万円）、3位は「経営・戦略コンサルタント」（720万円）だった。
管理部門・士業全体の年収中央値は450万円で、前年から横ばいとなった。新型コロナの第5類移行後、経済活動は復活したが、年収中央値の回復には至らなかった。
男女別に前年と比較すると、「男性」（500万円）が前年から7万円減、「女性」（400万円）は横ばいという結果に。上昇傾向にある職種は、男女ともに「会計士/弁護士/税理士」のみだった。
年代別では、「20代以下」（364万円）が前年から14万円増、「50代」（670万円）が20万円増と、若手とシニア層で年収アップの傾向がみられ、「30代」（450万円）、「40代」（550万円）は前年と横ばいだった。
職種・資格別に見ると、1位は「公認会計士」（950万円）、2位は「弁護士」（800万円）、3位は「経営・戦略コンサルタント」（720万円）だった。トップ10には、「管理部門」が5職種、「士業」が3職種、「コンサルタント」・「監査法人スタッフ」が1職種ランクインした。
業種別ランキングでは、「監査法人」（800万円）、「法律事務所」（600万円）、「メディカル・バイオ」（600万円）が上位を占めた。
前年と比較すると、「監査法人」が20万円増、「メディカル・バイオ」が30万円減となり、「法律事務所」と並んだ。最も上昇した業種は「エネルギー・インフラ」（40万円増）、最も減少した業種は「WEB・インターネット」（50万円減）だった。
調査は、2023年1～12月に人材紹介サービス「MS Agent」に登録のあった管理部門・士業を対象に集計した。
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