映画『ゴジラxコング 新たなる帝国』より、日本語版吹替キャストとして、尾上松也宮野真守空気階段・鈴木もぐら真矢ミキらの出演が決定。併せて、キャスト陣を紹介したスペシャルムービーも解禁された。

【動画】総勢14名が参戦! 日本語版吹替キャストを紹介するスぺシャルムービー

 ワーナー・ブラザースレジェンダリー・ピクチャーズ、東宝が提携し、『GODZILLA ゴジラ』(2014)より展開してきた、ハリウッド版『ゴジラ』シリーズと『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)の壮大な世界観がクロスオーバーする「モンスター・ヴァース」シリーズ。

 続編となった『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』は、2019年に全世界同時公開され、ド迫力の怪獣バトルに世界中が熱狂し、大ヒットを記録。そして2021年には、映画史上で最も有名な2大モンスターの夢の対決が実現。ゴジラとコングが激突したシリーズ第3弾『ゴジラvsコング』が公開され、全世界での累計興行収入が500億円を突破。まさに、ゴジラとコングの究極の対決にふさわしい地球規模での大ヒットとなった。

 そして2023年11月3日には日本で製作されたゴジラ映画の記念すべき30作品目となる『ゴジラ‐1.0』が公開され、興行収入60億円を突破。その勢いは国内にとどまることなく、北米で邦画実写映画の新記録を打ち立て、さらに「第96回アカデミー賞」でアジア映画初となる「視覚効果賞」を受賞するなど話題を集めている。

 2024年、ゴジラ70周年という巨大なアニバーサリーイヤーを迎え、世界中で“ゴジラ旋風”が巻き起こるなか、「モンスター・ヴァース」プロジェクトシリーズ第4弾の超大作ゴジラxコング 新たなる帝国』が公開される。

 そしてこのたび、総勢14名の日本語吹替キャストが一挙解禁。

 シリーズ前作『ゴジラvsコング』に登場し、世界の危機を救ったひとりであるバーニー役は、前作から引き続き歌舞伎俳優の尾上松也が担当。ゴジラとコングのさらなる激闘を見届ける。さらに今回初参戦のキャストとして、巨大生物専門の獣医師・トラッパー役に、宮野真守。探査機ヒーヴのパイロット・ミケル役に、空気階段の鈴木もぐら、そして秘密組織モナークの長官・ハンプトン役に真矢ミキが決定。

 松也は「前作よりもバーニーの活躍シーンが増えていたのも嬉しかったです」、宮野は「劇場アニメゴジラで声優をさせていただいたのですが、吹替という形でもゴジラに携わることができて嬉しかったです」と喜びの声を。

 もぐらは「最初にオファーが来たときは、パチンコのゴジラの方かなと思っていました(笑)。まさか本当の映画の方だとは思わなかったので、本当にビックリしましたね」、真矢は「声優さんをリスペクトしてるので、そんな方々の中に入って演じるのは恐れ多かったですが、オファーを戴けたのは純粋に嬉しかったです」とコメントしている。

 ほかにも、「ゴジラ」シリーズと縁の深い、アニバーサリー声優陣が集結。大のゴジラファンとして知られるフリーアナウンサー・笠井信輔、前作から引き続きアイリーン役を務める坂本真綾。さらに大塚明夫西武園ゆうえんちゴジラ・ザ・ライド」ナレーション)、立木文彦(『ちびゴジラの逆襲』ちびヘドラ役)、田中美央(『ゴジラ‐1.0』駆逐艦雪風の元艦長・堀田役)、幸田夏穂(『ゴジラ S.P』李桂英役)、福山潤(『ちびゴジラの逆襲』ちびゴジラ役)、内田真礼(『ちびゴジラの逆襲』ちびミニラ役)、高橋李依(『ちびゴジラの逆襲』ちびモスラ役)。そして『新世紀エヴァンゲリオン葛城ミサト役で、USJのアトラクション『ゴジラ対エヴァンゲリオン・ザ・リアル4‐D』ではゴジラと対峙した三石琴乃も出演。

 そんなキャスト陣を紹介したスペシャルムービーも解禁。「ゴジラのテーマ」の楽曲に合わせて紹介される吹替キャストの顔ぶれに期待が高まる。

 映画『ゴジラxコング 新たなる帝国』は、4月26日全国公開。

 松也、宮野、空気階段もぐら、真矢のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

尾上松也

 前作に引き続き参加させていただき、ゴジラとコングの絆がより高まっていく様を観ながらアフレコをさせていただくのはとてもワクワクしました。前作よりもバーニーの活躍シーンが増えていたのも嬉しかったです。

 本編を観させていただき、映像の美しさや迫力が凄まじく、ゴジラとコングのバディ映画にもなっていますので、2大キャラクターが手を携えていく姿には感動しました。ここまでしっかりとモンスター同士が手を組んでいる映画もないのではないかという気もしましたし、とても新鮮な体験でもありました。

 「モンスター・ヴァース」シリーズは日本のゴジラとはまた違うスケールの描き方であり、展開の奇抜さや面白さがあって、今後もまだまだ色々な展開が望めると思います。自信をもっておすすめできる作品になっております。

宮野真守

 劇場アニメゴジラで声優をさせていただいたのですが、吹替という形でもゴジラに携わることができて嬉しかったです。どういうアプローチが出来るのかドキドキしていたのですが、トラッパーが陽気なお医者さんだったので、彼の空気感に乗っかりつつも、明るいだけじゃなく芯の通った人だというところを出せたのではないかと思います。

 子どもの頃からゴジラが大好きでしたが、今回の「モンスター・ヴァース」シリーズは、また違う表現のゴジラで驚きました。ゴジラやコングたちが活発に動きまわる今作の世界観やアクションには感動しましたね。いま世界中でゴジラが盛り上がっています。子どもの頃からずっとカッコいいと思っていたゴジラが、世界中の人たちの心を掴んでいるということ、そしてそんなゴジラに携わることが出来て、とても光栄に思っています。

■鈴木もぐら空気階段

 最初にオファーが来たときは、パチンコのゴジラの方かなと思っていました(笑)。まさか本当の映画の方だとは思わなかったので、本当にビックリしましたね。

 映像を観て、ゴジラとコングの初登場シーンは圧巻でした。ゴジラシリーズはどの映画も一発目に出てくる瞬間のインパクトが強いと思いますが、今作も凄かったです。

 アフレコでは「俺はリーダーなんだ!」っていう偉そうな感じを出して欲しいと言われまして、今まで人の上に立ったことが無いので、それが難しかったです。褒めていただけるんでしたら今後も声優のお仕事を是非やりたいです。褒めてさえいただければ!

 この度はゴジラ70周年、そして「モンスター・ヴァース」シリーズ10周年、おめでとうございます。30年後のアニバーサリーの時に私が元気だったら、ゴジラ100周年をお祝いして全財産をゴジラに寄付しようと思います。

真矢ミキ

 ゴジラとコング、凄い並びですよね。こんなスター同士が共演するんですね。

 私の演じるシーンは緊迫の場面の連続でした。声優さんをリスペクトしてるので、そんな方々の中に入って演じるのは恐れ多かったですが、オファーを戴けたのは純粋に嬉しかったです。

 小さい頃に兄と一緒によく遊んでいた「ゴジラの世界」にたっぷり浸かりました。アフレコが終わった後、「今、世界は大丈夫だろうか、怪獣たちに壊されていないだろうか」と錯覚するくらいの臨場感がありました。

 生まれた時からゴジラがある時代に生まれて、私はすごい豊かだと感じています。ゴジラに守られている感じがしますし、勇気をもらえる。そして、ただただ難しいモラルだけじゃなく、何か忘れかけてるものを教えてくれているような気がします。ゴジラ70周年、おめでとうございます!

映画『ゴジラxコング 新たなる帝国』日本語版吹替キャスト陣 (C)2024 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.