20両が渡りました。

輸送力強化に貢献

JR東日本は2024年4月3日(水)、秋田総合車両センターに所属していた国鉄型ディーゼルカーキハ40形およびキハ48形を、タイ国鉄へ譲渡したと発表しました。同国への車両譲渡は初めてだそうです。

譲渡日は3月27日。計20両が海を渡りました。タイ国鉄は首都バンコクを中心に、北線や南線、空港連絡線など計4040kmあまりの営業路線を有しますが、空港連絡線以外は全て非電化です。キハ40形およびキハ48形は、秋田・青森両県の日本海側を行く非電化ローカル線五能線などで使われましたが、2021年3月に引退しました。

JR東日本は「今後もタイ国鉄との関係強化を図り、タイにおける社会課題を解決しながら事業機会の拡大を目指します」としています。

キハ40・48形ディーゼルカー(画像:JR東日本)。