北山宏光

「僕たちは、人と獣の境界線にいる」──。5日からスタートするドラマ『君が獣になる前に』(テレビ東京系)には、何とも意味深なワードが踊る。主演を務めるのは、元Kis-My-Ft2北山宏光

滝沢秀明氏の芸能事務所『TOBE』合流後も目覚ましい活躍を見せる北山だが、俳優としての評価はというと…。

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■サスペンス作品で主演

『君が獣になる前に』は、都内のターミナル駅666人の死傷者を出す大規模なテロ事件が起きるところから始まる。テロの実行犯はその場で死亡するが、犯人は北山演じる主人公の幼馴染である女性だった。

幼馴染の死の真相を調べていた主人公は殺害されてしまい、過去にタイムリープする。その過去で、幼馴染がテロ事件を起こすのを防ぐために奔走する物語だ。

葬儀社で働きながら事件の真相を探る主人公・神崎一を北山が、彼の幼馴染である希堂琴音を玉城ティナが演じる。

 

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■座長として現場を盛り上げ

北山は昨年8月にスマイルアップ(旧:ジャニーズ事務所)を退所し、9月に『TOBE』へ合流。今回は、新天地に移って初の主演ドラマとなる。作中ではシリアスなシーンも多いが、カメラが回らないところでは座長として現場を盛り上げているようだ。

あるテレビ局関係者は、「撮影の合間には、玉城さんをはじめとする共演者に気さくに話しかけています。今作は21年に北山さんが主演を務めたドラマ『ただ離婚してないだけ』チームが再集結しました。彼と顔見知りのスタッフも多く、明るい雰囲気で撮影しているみたいですよ」と話す。

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■「イメージを壊す」姿に関係者も仰天

ジャニーズ時代、多くのドラマに出演した北山。近年、俳優としての彼を好評価する声が増えているという。

2010年代は爽やかな好青年役が多かったですが、ここ数年は陰のあるキャラクターを巧みに演じています。特に、『ただ離婚してないだけ』では、不倫相手を殺害したり、そのことを嗅ぎつけた人物を監禁するなど、非道なキャラクターを熱演しました。業界内でも、いい意味でアイドルとしてのイメージを壊す姿に驚く声があがっていましたよ。演じる役柄が広くなり、北山さんをドラマで起用したいという声も増えています」(前出・テレビ局関係者)。

TOBE』でも、俳優としての活躍に期待が持てそうだ。

 

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■カメラが回らないところでの性格

演技力に加えて、現場での細かい評判も良好だ。前出のテレビ局関係者は、「学生時代、サッカー部に所属していたこともあり、礼儀正しく上下関係がしっかりしています。出演者同士で食事に行った際は、こっそり会計を済ませるなどアニキ肌なところもありますね。また、一度仕事したスタッフの顔と名前をきちんと覚えていて、次に会った時は北山さんのほうから気さくに話しかけてくれます」と話す。

この辺りも、仕事が途切れない理由の一つだろう。新天地でも、「俳優・北山」の快進撃は続くに違いない。

 

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■執筆者プロフィール

斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。

某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。

チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。

北山宏光、『君が獣になる前に』で囁かれる俳優業のリアルな評価 「イメージを壊す」姿に驚きの声