買ったばかりの頃はふわふわだったタオルが、使っているうちにゴワゴワとして肌触りが悪くなってしまったことはありませんか。

洗濯の仕方や乾かし方次第で、タオルをふわふわに仕上げられるそうです。

本記事ではタオルのふわふわ感を長持ちさせる洗濯方法を紹介します。

タオルをふわふわに仕上げる洗濯方法

東京ガスが運営する暮らし情報メディア『ウチコト』では、タオルをふわふわにするコツを解説しています。

柔軟剤を入れすぎない

柔軟剤を使うと、洗濯物をふんわりと仕上げて乾燥時間を短縮する効果があります。しかし、タオルの場合は吸水力を低下させてしまうため、柔軟剤を使わないのがおすすめです。

さらに使う洗剤の量にも注意が必要です。多くの量を入れると、タオルに余計な洗剤カスが残ったり繊維を傷めたりしてしまう可能性があります。

特に最近の洗剤は洗浄力が高いものが多く出ているので、規定量よりも気持ち少なめでも問題ないそうです。少なめの洗剤ですすぎを1回多くして洗濯してみましょう。

洗濯機に入れる洗濯物の量に気を付ける

洗濯機に洗濯物を入れる際は、次のポイントが重要です。

タオルをふわふわに仕上げるコツの一つは、パイルと言われるタオルの一つ一つの繊維をたたせてあげることです。そのためには、洗うときにたっぷりの水で泳がせるように、洗い・すすぎを行うとよいでしょう

ウチコト ーより引用

洗濯機に洗濯物を詰め込みすぎるとパイルが寝てしまうため気を付けましょう。

またたっぷりの水で洗うためには、使用する水の量が少ない『節水モード』を避けたり、すすぎを1回追加したりするのもおすすめ。

洗濯機に入れる前に、タオルを水に浸しておく方法も効果的だそうです。

天日干しよりも乾燥機がおすすめ

タオルをふわふわとの肌触りに仕上げるには、適度な水分と油分が必要。

天日干しにすると水分が飛び乾燥しすぎてしまうため、ふわふわ感を出したい場合は乾燥機を使用することをおすすめします。

また、一般的に使われることが多い『合成洗剤』ではなく『洗濯用せっけん』を使うと、適度な油分を保てるそうです。

合成洗剤は洗浄力が高すぎるため、必要な油分まで落としてしまいます。しかし洗濯用せっけんを使えば、洗うたびに油分が吸収されてしなやかな洗い上がりになるでしょう。

洗ったらすぐに干す

タオルが濡れている時間をできるだけ短くすることも大切です。濡れた状態が長いとパイルが寝てしまいます。また菌が繁殖して嫌なニオイの原因にもなりかねません。

洗濯が終わったらすぐに洗濯機から取り出して干しましょう。

普段気にせずにやっていた洗濯方法がタオルをゴワゴワにしてしまいます。洗濯する時・干す時の工夫次第で、タオルのふわふわをキープできるでしょう。

タオルの肌触りや吸水力が「いまいち…」と感じている人は、早速試してみてください。


[文・構成/grape編集部]

出典
ウチコト
※写真はイメージ