髪を乾かすのに欠かせないドライヤーは、実はホコリが溜まりやすいアイテムだとご存じですか。掃除しないまま使い続けると、さまざまなトラブルを引き起こしてしまう恐れがあります。

ドライヤーの製造元としても知られるPanasonic(以下、パナソニック)の公式サイトより、リスクやお手入れ方法についてくわしく解説します。

ドライヤーを掃除しない場合のリスク

日々何気なく使っているドライヤー。そもそも「定期的にお手入れする必要がある」という認識がないまま、使い続けている人も多いのではないでしょうか。

外部から空気を取り込み、熱を加えて放出する仕組みのドライヤーは、空気中に含まれるホコリを取り込みやすいという性質があります。

こまめにお手入れしてホコリを取り除かないと、使用中に焦げ臭いにおいがしたり、火花が飛んだり、思うようには温風が出なくなってしまったりする可能性があるでしょう。

こうした事態を防ぐため、パナソニック公式サイトでは月1回以上のお手入れを推奨しています。ドライヤーの故障を防ぐためにも、ぜひ意識してみてください。

具体的なお手入れ方法とは

では実際に、ドライヤーに溜まった汚れはどのように取り除けばよいのでしょうか。パナソニック公式サイトでは、ドライヤーのパーツごとにおすすめのお手入れ方法を紹介しています。特に汚れやすい吸込口のお掃除方法は以下のとおりです。

1.電源スイッチをOFFにする。

2.電源プラグをコンセントから抜く。

3.吸込口の表面に付いたホコリや髪の毛をティッシュや歯ブラシなどで取り除く。

4.内部にホコリが付いている場合は、掃除機で吸い取る。

パナソニック ーより引用

吸込口のフィルターは、特にホコリが溜まりやすい部位。強い力を加えたり細長いものを差し込んだりすると、吸込口が破れてしまう可能性もあるため、十分に注意してください。掃除機を当てる時も、優しく作業するよう注意しましょう。

一方で、吹出口のお手入れ方法は以下のとおりです。

1.電源プラグをコンセントに差し込む。

2.電源スイッチをONにして冷風(COLD)を選ぶ。

3.網目につまったホコリや髪の毛などを綿棒でかき出しながら、風で飛ばす。

パナソニック ーより引用

どちらのお手入れも月に一度は実践しましょう。セットで行うのもおすすめですよ。

ドライヤーの正しいお手入れ方法は、吸込口や吹出口の形状やモデルによっても異なります。お手入れする際には、必ず取扱説明書を確認するようにしてください。適切なお手入れで内部にホコリが溜まるのを防げれば、ドライヤーを長持ちさせられるでしょう。


[文・構成/grape編集部]

出典
パナソニック
※写真はイメージ