ネットワールドは4月4日、クラウドへのリフト&シフトを加速する技術サービス「CloudPath Services」のメニューを大幅に拡充したと発表した。
○「CloudPath Service」の概要

「CloudPath Service」は、既存のオンプレミス環境の多様なデータ、アプリケーション仮想マシン、ネットワーク、セキュリティなどを対象に、クラウド環境またはオンプレミスとのハイブリッド環境への移行を支援するサービス。

サービスメニューは、ネットワールドの技術エキスパートによる、ワークショップ形式のトレーニング、コンサルティング、移行・構築・アフターサポートなどで構成されている。

○拡充した内容

今回、提供開始当初80種類だったサービスメニューを、120種類に増やし、特にアマゾン ウェブ サービス(AWS)関連の技術サービスを強化した。

ISV企業向けにも、自社開発ソフトウェアパッケージをAWS環境へ移行するビジネスモデルの構築と技術サービスを提供し、クラウドサービス展開を積極的に支援する。

追加された主なサービスメニューは以下の通り。

AWS初期設定構築サービス
AWS VPN/Direct Connect構築サービス
Amazon EFS構築サービス
AWS IaaS構築サービス
AWS Network Firewall 構築サービス
AWS WAF 構築サービス
AWS ロードバランサー 構築サービス
Amazon CloudWatch構築サービス
AWS Backup構築サービス
コンテナオーケストレーション支援
データ活用支援
AWS データベース 構築サービス
AWS生成AI導入サービス
AWS 仮想マシン構築サービス
AWS オブジェクトストレージ構築サービス
AWS DNS設定サービス
AWS サーバレス導入支援サービス

○「CloudPath Services Connect」提供開始

同日、AWSへの専用ネットワーク接続を作成するAWS Direct Connectサービスをオンデマンドで提供し、実環境に近い環境で導入前実証実験(PoC)を可能にする新サービス「CloudPath Services Connect」も発表された。

同サービスは、政府共通のクラウドサービスであるガバメントクラウドや自治体クラウド向けに提供開始する。

今後、CloudPath Services Connectにより、「移行アセスメントサービス」「セキュリティ診断サービス」「コスト最適化サービス」など、クラウド移行・運用・定着化を支援する様々なサービス拡充を進めていく予定。

画像提供:マイナビニュース