SB C&Sは4月4日、データダイレクト・ネットワークス・ジャパン(DDN)と販売パートナー契約を締結し、ストレージ製品の取り扱いを開始したことを発表した。
○販売パートナー契約の概要

現在、生成AI開発は熾烈な開発競争とビジネス転換期ともいえる状況であり、日本でも国を挙げた国産LLM(大規模言語モデル)開発の取り組みが進められている。

その中でDDNは、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、ビッグデータ、クラウド、AIなどにおけるストレージのリーディングカンパニーとして活動しており、近年は半導体メーカーであるNVIDIAと強固な連携を図り、AIやエンタープライズ分野のストレージに対するニーズへの対応を強化している。

今回の契約締結により、SB C&Sが現在取り扱っているNVIDIAのAIとデータサイエンスを導入する企業の要求に応じた専用システム「DGX System」と複数のDGX間を広帯域に接続するNVIDIA Networking製品に、DDNの高速ストレージ「ES200NVX2/ES400NVX2」を組み合わせたAI開発プラットフォームをワンストップで提供することが可能になる。

今後は、AI開発プラットフォームに関する技術的な知識と経験を持つSB C&Sのエンジニアが、AI、HPC、ビッグデータなどの分野におけるさまざまなニーズに応え、顧客のビジネスの発展に貢献していきたい考え。
(森歩美)

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