Fenna Schilling
4月12日(金)より、代官山LAID BUGにてFenna SchillingによるソロエキシビジョンBlush Unseen』が開催される。

<Dekmantel Festival>にも出演、アムステルダムを拠点に活動するFenna Schillingが展示を開催

アムステルダムを拠点に活動するFennaは、ヨーロッパを中心に多くのコレクターや企業をクライアントに持つヴィジュアルアーティストです。DJとしても活躍し、オランダの人気フェス<Dekmantel Festival>に出演、インターネットラジオNTSへミックスを提供するなど、高い評価を得ています。   これまで彼女のコラージュワークは、所有する膨大な数の古い書籍が主なソースになっていました。フラットベッドスキャナーを使用した特殊なスキャニング技術によって素材を抽象化し、その意味を置き去りにすることで、鑑賞者との非言語的なコミュニケーションを試みる、いわば「スキャナーを絵筆のように用いた抽象絵画」と呼べるアプローチです。   前回のLAID BUGでの展示では、そういった「アナログ素材」を主とする作品を発表しましたが、2度目の展示となる本展では、スキャ ニングしたイメージをAIに学習させて生成したマテリアルを積極的に取り入れた作品群が登場します。スキャンという身体的感覚を通じて取り込まれたイメージと、AIが自動生成したオブジェを融合することで、有形とデジタルの境界を曖昧にしようとする彼女の新しい試みに触れることができます。   身近なモチーフを抽象的に解釈し、再形成するというプロセスは、DJとしても活動する彼女の、音楽との親密な関係性に起因して いると読み解くことができます。彼女がDJとしてプレイする、アンビエント~ブレイクビーツ、ハウスなどのダンスミュージックはそれ自体が強いメッセージを持つわけでなく、時間軸に配置されエフェクトされミックスされることによって、受け手それぞれの感情を揺さぶる、非言語的で抽象的な表現です。カンディンスキーが音楽からの影響を抽象絵画へ昇華したように、オスカー・フィッシンガーが抽象的な音楽アニメーションに取り組んだように、FennaもまたDJ的/音楽的なフィーリングをヴィジュアルアートへと昇華しているように見えます。   『Blush Unseen』と名付けられた本展では、新作プリント10点に加え、映像作品も展示します。また、DIASPORA SKATEBOARDSとのコラボレーションにより、Fennaの作品をプリントしたスケートボード・デッキも数量限定で販売します。この機会に是非ご高覧ください。
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Fenna Schilling
Fenna Schilling x DIASPORA SKATEBOARDS x LAID BUG Deck(Limited 50) ¥17,600-(Tax in) 素材:北米産カナディアメープル キック:ミディアム コンケーブ:ミディアム 幅:8.0” 長さ:31.5” ホイールベース:14”

EVENT INFORMATION

Blush Unseen

Fenna Schilling 会場:LAID BUG/東京都渋谷区代官山町2-3 BF 日程:2024年4月12日(金) - 5月4日(土) オープン時間:13:00-20:00 定休日:日曜日、月曜日 詳細はこちらFenna Schilling

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