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西日本・東日本では、ヒノキ花粉がピーク。桜の見頃と重なるため、お花見は対策万全に。特に、あす5日(金)~6日(土)は広い範囲で晴れて、「非常に多い」予想です。本格飛散はいつまで?

5日(金)・6日(土) お花見日和も花粉大量飛散

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あす5日(金)~6日(土)は、広い範囲で晴れて、花粉が大量飛散となるでしょう。高知から仙台にかけて「非常に多い」ランクとなっています。

今日4日(木)は、東京で桜が満開となりました。九州~関東では、桜が見頃を迎えている所が多いですが、ヒノキ花粉のピークと重なります。花粉症の方は、万全な対策をしましょう。

7日(日)以降は、本州付近に前線が停滞しやすく、西日本や東日本の太平洋側を中心に雨が降り、花粉は「少ない」所が多いでしょう。ただ、仙台は8日(月)にかけて連日「非常に多い」予想です。

本格飛散いつまで?

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ヒノキ花粉のピーク期間は、およそ1週間~2週間。多くの所で4月中旬までとなるでしょう。仙台はヒノキ花粉の飛散量は少なく、はっきりしたピークはない見込みです。

1平方センチメートルあたり10個以上のやや多い花粉を観測するような本格的な飛散は、九州では4月上旬まで、中国・四国から東北の多くの地域では4月中旬まででしょう。東海地方の一部は4月下旬までの見込みです。ただ、本格的な飛散が終了しても5月上旬頃までは、各地で花粉がわずかに飛ぶ日があるでしょう。花粉に敏感な方は、引き続き対策を行いましょう。

外出時の花粉対策

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花粉症の症状を緩和させるには、できるだけ花粉を避けることが大切です。以下のように、服装を工夫することで、花粉を防ぐ効果が期待できます。

① 洋服は、素材によって、花粉が付着しやすいものと、付着しにくいものがあります。一般的にウール製の衣類などは、木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。

② 花粉が付着しやすいのは、洋服だけでありません。露出している頭や顔は、つばの広い帽子をかぶると、花粉が付着する量を少なくすることができます。髪の長い方は、まとめるだけでも、効果的です。また、手袋をすると、手に付着する花粉を減らすことができます。

西日本・東日本 ヒノキ花粉ピーク 桜の見頃と重なる 本格飛散いつまで?